海上税関が対峙(たいじ)した前代未聞のスケールで行われようとしていた凶悪な密輸…巨大な貨客船のなかから木村昴ら税関職員は密輸品を発見できるか?

2025.8.15 12:30
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密輸の手口を暴いた木村は「船乗りの風上にも置けませんね….船の心臓部ともいえる場所に隠すとは」と口にすると、操舵室に設置されたソナーモニターを指差す。そしてドライバーでモニターのねじを外すと、その中には覚せい剤の入った袋が隠されていた。

実はこの船、船内のモニターの中に覚せい剤を隠匿し、日本へ持ち込もうと画策。実際の事件でも、およそ98㎏、末端価格60億円相当の覚せい剤が同様の手口で運び込まれようとしたことがあった。

木村はモニターの中に覚せい剤が隠されていることに気づいたきっかけについて「一瞬見えたモニターの映像です。一部表示されていなかったんですよね。おそらく薬物を仕込んだ時に薬物がモニターを圧迫してしまい破損したんだろうなと思ったんです」と説明。

さらに「それにあのねじ山、不自然に削れていました。おそらく覚せい剤を出し入れするために、何度も開け閉めを繰り返したんでしょうね」と語り、その卓越した観察眼と推理力で、日本の平和と安全を守ることに成功した。

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写真提供:(C)日テレ

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