パリ五輪金メダリストの美人柔道家がアクション映画出演に興味!ハリウッド女優が思わず一言「彼女は敵に回したくない(笑)」【映画『バレリーナ:The World of John Wick』ジャパンプレミア】

キアヌ・リーブスが体現する切れ味鋭いアクション──作品が公開されるたび、そのスケールと世界興収を更新し続ける『ジョン・ウィック』シリーズの最新作『バレリーナ:The World of John Wick』が、いよいよ8月22日(金)より全国で公開。これ先駆け、アナ・デ・アルマス、レン・ワイズマン監督、福島リラ、柔道家・角田夏実が登壇する日本最速上映となるジャパンプレミアイベントが実施された。
シリーズ第三作となる『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)とクロスオーバーした時系列で描かれる本作『バレリーナ:The World of John Wick』は、スタイリッシュで奇妙な独自の世界観はそのままに、映画史を変えた過剰な超絶アクションが更にパワーアップ。広がり続けるジョン・ウィックワールドに新たな血を注ぐ“復讐の女神”誕生の物語が描かれる。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で一躍トップスターとなり、マリリン・モンローを演じた『ブロンド』ではアカデミー賞🄬主演女優賞にノミネートされたアナ・デ・アルマスの此度の来日は、2017年の『ブレードランナー 2049』のプロモーション以来7年ぶり。さらに、レン・ワイズマン監督は『アンダーワールド』以来、実に18年ぶりの来日となる。
イベント当日、会場前に敷き詰められたレッドカーペットに、スタイリッシュなドレスに身を包んだアナ・デ・アルマス、レン・ワイズマン監督、そして本作に出演していることがこの日発表されたばかりのファッションモデル・福島リラが登場すると、会場に集まったファンは大歓声。3人は沿道に集まったファンからのサインや写真撮影にも熱心に応じ、特にアナは一人一人に声をかけ余すことなくサインをするなど“神対応”を見せていた。

そんなファンに向かって「皆さん本当にワクワクしています。この東京の街が大好きなんです!」と語りかけたワイズマン監督は、「ものすごく一生懸命つくったこの映画は、わたしたちの血と汗と涙の結晶なんですが、アナが一生懸命頑張っているので、ぜひ楽しんで観てください」と呼びかける。


これまで出演がアナウンスされてこなかった福島も、「今日まで内緒だったんですが、出演させていただいております。わたしも映画を観たんですけれども、すごく面白いので。ぜひ皆さん楽しんでいただけたら」と笑顔。そんな彼女との共演シーンについてアナは、「本当にアメージングで、素晴らしいシーン。わたしは本当に楽しみにしていたんです」と振り返り、続けて次のように語った。
「福島さんがどうだったか分からないのですが、わたしはこのシーンに向けて本当にたくさん練習して臨んだんです。特にここでは、銃を2人が組み立てるという場面があるんで、そこをめちゃくちゃ練習して、結果的には監督に『カットしなくても、全部できます』と言えるまでになったんです。わたしのキャラクターにとってもとても重要なシーンでしたし、自分が今、どんな状況に向かおうとしているのか、自覚していくシーンなので。本当に素晴らしい共演シーンになりました」

一方のワイズマン監督は「彼女のキャラクターには、ある種のアイロニーがあって。それは僕が求めていたトーンだったんです。きっと皆さんも楽しんでくださると思います」と、福島が作品にもたらしたものについて明かす。その言葉を聞いた福島は「実際、私の出演シーンはそれほど長くはないんです。やはり長い撮影の中で途中参加するというのは、不安もあったりするんですけど、監督やアナさんが温かく迎え入れてくれた」と述懐(じゅっかい)。そして、現場でのアナの姿に「本番に入るとものすごい集中力で。さすがだなと思いました」と賞賛を贈った。
