『新宿DASH』に新たなプロジェクト! 大都会・新宿にホタルを棲(す)み着かせたい!timelesz・松島聡が挑む
2025.8.4 11:15
保護区域には川も流れており、水辺に生息するホタルのための環境もある。ここで見られるのは体が大きく光も強いゲンジボタル。幼虫は約10か月間、水の中で育つ。「その環境がいちばん大事なんです」と川上さん。エサとなるのはカワニナという巻き貝。ホタルの幼虫はその貝に噛(か)みつき、毒液を注入して麻痺(まひ)させ、消化液を流し込みドロドロにした上で食べるという。そうして自分の身体より大きい貝を20個以上食べ成虫に。
いよいよ夜になり、ホタルを見られる環境が整った。薄暗い中、ホタルの出現を待つ松島は「何ですかこのライブ前みたいな感覚」とワクワク。するとついにホタルが出現。「光ってる。わあキレイ!ちっちゃー。かわいい~」と興奮が止まらない。「あんなにちっちゃい体してるのに、こんなにキレイな光を出せるんですね」と松島。

ホタルは幼虫の時に溜(た)め込んだ栄養で作られる酵素と空気中の酸素を、おしりにある発光器に送ることで光る。光るのは、いろいろな用途があるが、オスとメスが呼び合い、子孫を残すためと言われている(諸説あり)。松島たちが観察している間にも、ホタルのカップルが。「ランデブーかもしれない」(※ランデブー=フランス語で“デート”)と川上さん。松島は「わー、一緒にいる、一緒にいる。かわいい。なんかロマンチックですね」と感動する。

こうして見学を終えた松島。川上さんは「毎年、環境を整えていけば代を重ねていける」と説明。これを新宿で実現させるべく、松島は「がんばりますか!」と意気込む。まずはホタルの幼虫の棲み家となる池をベース基地に準備。雑草を刈り込んで水面が見られるようにした。ここに巻き貝などを定着させれば、ホタルが育つ環境が整うはずだ。チャレンジはまだまだ続く。
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