朝ドラ『ばけばけ』 夫婦の穏やかな時間を切り取ったポスタービジュアル&初回放送日が解禁!
2025.7.30 18:30
髙石あかりがヒロインを務める、2025年度後期 連続テレビ小説『ばけばけ』。この度、ポスタービジュアルと初回の放送日が解禁された。
本作は、松江の没落士族の娘・小泉セツがモデルの物語。外国人の夫・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と共に、「怪談」を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心の物語に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語を届ける。ヒロイン・松野トキを髙石あかりが演じる。
この度、本作のポスタービジュアルが解禁され、初回放送日が2025年9月29日(月)に決定したことが発表された。

■コメント
▼ポスタービジュアルデザイン 西澤和樹
日々の暮らしにふと現れる、夫婦の穏やかな時間。
その一瞬を切り取ったような写真の世界観に寄り添いながら、ポスター全体がひとつの物語として立ち上がるよう、デザインには抑制を効かせ、静かな構成を心がけました。
見る人の心にやわらかな余韻を残すものであれば嬉しく思います。
■撮影 川島小鳥
今回、二人の思い出の場所、松江で撮影させてもらいました。松江城(宇賀橋)、小泉八雲旧居、宍道湖、城山稲荷神社、月照寺、、、。
髙石さん演じるトキさん、トミーさん演じるヘブンさんとそれらをめぐり、撮影していると、本当にタイムスリップして二人の愛の世界に連れて行ってもらったようで、すごく胸がいっぱいになる時間でした。
撮影の時はまだドラマの撮影が始まったばかりの初々しい関係のお二人でしたが、これから二人の絆が生まれ、どのように世の中で愛を表現していくのか、とても楽しみにしています。
《物語》
明治時代の松江。松野トキは、怪談話が好きな、ちょっと変わった女の子です。松野家は上級士族の家系ですが、武士の時代が終わり、父が事業に乗り出すものの失敗。とても貧しい暮らしをすることになってしまいます。世の中が目まぐるしく変わっていく中で、トキは時代に取り残されてしまった人々に囲まれて育ち、この生きにくい世の中をうらめしく思って過ごします。
極貧の生活が続き、どうしようもなくなったトキのもとに、ある仕事の話が舞い込んできます。
松江に新しくやってきた外国人英語教師の家の住み込み女中の仕事です。外国人が珍しい時代、世間からの偏見を受けることも覚悟の上で、トキは女中になることを決意します。その外国人教師はギリシャ出身のアイルランド人。小さい頃に両親から見放されて育ち、親戚をたらい回しにされたあげく、アメリカに追いやられ、居場所を探し続けて日本に流れ着いたのでした。
トキは、初めは言葉が通じない苦労や文化の違いにも悩まされます。ところが、お互いの境遇が似ている事に気が付き、だんだんと心が通じるようになっていきます。しかも、二人とも怪談話が好きだったのです!
へんてこな人々に囲まれ、へんてこな二人が夜な夜な怪談話を語り合う、へんてこな暮らしが始まります――。
※実在の人物である小泉セツ(1868―1932)をモデルとしますが、大胆に再構成し、 登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描きます。原作はありません。
連続テレビ小説 『ばけばけ』は2025年9月29日(月)よりNHKにて放送開始
公式HPはこちらから