『相棒』“右京&薫コンビが”17年ぶりに登壇!あの“右京さん”が大爆笑?「そんなこと言ってましたか(笑)」水谷豊、寺脇康文が劇場版第1作を振り返る
2025.7.25 17:30当時、300万人の観客動員を記録した記念で行われた当時の大ヒット御礼舞台挨拶の話題に。寺脇はすぐさま「覚えています。(舞台の)真ん中にデカい(お祝いの)ウェディングケーキみたいなのがあって二人で挟んで写真撮った覚えがあります」と話し始めると、「…?ケーキ?」と水谷はきょとんとした表情に。MCが「(当時水谷さんが)結婚するみたいだねとか言ってましたよ」と伝えると、水谷は「僕がですか?そんなこと言ってましたか(笑)」と、まったく覚えていない様子。しかし「…うれしかったですね」と水谷が話を合わせると、会場は大爆笑に。

その流れで、全国津々浦々35回にわたる舞台挨拶をやったことにも話が及ぶと、水谷は「ええ、回りましたね、やりましたね。…信用されていない(笑)」と、観客の空気とさきほどの大ヒット御礼舞台挨拶での一幕の記憶がなかったことを受け、自虐気味に一言。これには寺脇も「みんな“覚えてないんじゃないの~?”っていう顔が…(笑)」と、会場の気持ちを代弁し、水谷も観客も再び大爆笑。

各地方での盛り上がりについては水谷も「覚えてますね。どこへ行っても温かく迎えてくれて。こんなにも『相棒』が喜ばれているんだって思いました」と話した。シリーズ開始当初については、「始まったとき右京のキャラクターが嫌な奴だったでしょ。近寄りがたいというか。ですから、ロケ先で『あ!相棒相棒!』って気づかれた時に、みんな寺脇の方へ行くんですよ!こっち来ないんですよ、あんまり関わりたくない人みたいな」と寺脇のほうに一般の方が集まったことを悔しがる場面が。すると寺脇は「(右京さんに)怒られるみたいな…“近づくんじゃありません!!”」と“右京さんのモノマネ”を披露し、水谷は腹を抱えて大爆笑、観客からは拍手が沸き起こった。

会場内も当時の熱気に包まれる中、14年ぶりにコンビ復活となった二人へ「心境の変化は?」と質問が。寺脇は「いやもうそれ以前に、俺が亀山で帰ってくるとは微塵も思ってないですから。その時に豊さんからお電話でそのお話をいただいたときにびっくりして青天の霹靂ってこういうことかとなりましたし、“これ(サルウィンから)帰る?亀山としてですか?(電話口の向こうにいる水谷に)あなた本当に豊さん?もう60歳になりますけど大丈夫ですか?”」と復帰の話が来た時の逸話を明かした。

さらに、寺脇が亀山を若々しく演じているというマネージャーからのタレコミに対して「なんか亀山が下りてきていて『お前、身体鍛えろ!このやろう!こんなんじゃ使えないじゃないか』」と自身を鼓舞していることを告白。「あと、20年くらい(一緒に)やってください」と水谷に頭を下げる、“黄金コンビ”のアツい展開に、観客から拍手が沸き上がった。

最後に水谷は「どなたかが仰った名言に『記録よりも、記憶に残る』という言葉がありますけれども、この丸の内TOEIそして『相棒』がみなさんの記録よりも記憶に残っていただけたらと思います。今日はありがとうございました!」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。

「さよなら丸の内TOEI」
実施期間:5月9日(金)~7月27日(日)丸の内TOEIにて開催中
提供:東映株式会社
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写真:entax















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