アニメ『俺自販機』1話から怒涛の展開！冥府の王（CV.速水奨）との戦いに繰り出すハッコン（CV.福山潤）たちにSNS「いきなり総力戦からのスタート！」

2025.7.3 16:45

7月2日（水）よりTOKYO MX・BS日テレほかにて放送開始となったTVアニメ『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う 2nd season』。待望の第2期開幕となる第1話「ハンターと思惑」では、ミシュエルのハッコンへの弟子入り志願から、各階層の精鋭ハンターが集結しての冥府の王討伐戦まで、息つく暇もない怒涛（どとう）の展開が描かれた。特にラストの冥府の王の正体と真の目的が明かされるシーンは、視聴者に大きな衝撃を与えている。

（以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます）

｜ミシュエルが突然の弟子入り志願！？

第2期の幕開けは、清流の湖階層の平和な朝の風景から始まる。門番のカリオスとゴルスが夜勤明けのミルクティーを飲み、ラッミスが元気よく「おはよう、ハッコン！」と声をかける日常シーンが描かれた。

しかし、そんな穏やかな時間を破ったのが、ミシュエルの突然の告白だった。「鉄の体でありながら、高潔で優しく、鉄壁の防御だけではなく蘇生（そせい）もこなせる…ハッコンさん！魔道具であるとか、そんなことは関係なく、貴方に惚（ほ）れました！」

この予想外の展開に、ラッミスとヒュールミは驚きの声を上げ、ハッコンも内心で「ほ、惚れたって、人として…って意味だよな？」と動揺を隠せない。結果的に「ハッコン師匠」と呼ばせてもらうことになったミシュエルの熱意あふれる姿が印象に残るシーンとなった。

｜各階層から精鋭ハンターが集結、意外な顔ぶれに驚き

熊会長に連れられて亡者の嘆き階層のハンター協会へ向かったハッコンたち。そこで明かされたのは、冥府の王が魔王軍の左腕将軍、つまりナンバー3の実力者だったという衝撃の事実。

各階層の会長たちが冥府の王討伐を決議し、腕利きのハンターたちが続々と集結。そのメンバーの中でハッコンを驚かせたのは、普段は（ハッコンの自動販売機の）早朝常連組として知られていたシメライとユミテの老夫婦、そして孤児院の園長先生・ホクシー。「皆、昔は共にハンターとして肩を並べていた仲間だ。腕は保証する」という熊会長の言葉に、ハッコンとラッミスは驚きを隠せない様子を見せた。

冥府の王討伐戦が始まると、ベテランハンターたちの実力が遺憾（いかん）なく発揮される。シメライの竜巻攻撃、ユミテの居合切り、ホクシーの光の矢など、圧倒的な戦闘力を見せつけた。

ラッミスもユミテの指導を受けて成長を見せ、重心を落とした力強い攻撃で巨大な腐集人魔を吹っ飛ばす。そしてハッコンは新たに習得した念動力を駆使し、高圧洗浄機の形態でウォーターカッターを自在に操る新技を披露した。「これ、もう自動販売機じゃないよな、いまさらか」とハッコンが自身へツッコみながら、敵を倒す様子が描かれた。

ベテランハンターたちの活躍にSNSでは「お年寄りチーム強い！」「老人組が強いのってロマンあるよね」という声が上がった。

ハッコンたちが敵を倒す中、冥府の王の大魔法により戦況は一変。爆炎系の大魔法により多くのハンターが倒れる中、ハッコンは一世一代の大勝負に出る。ラッミスに偽のハッコン（ヒュールミが作った魔道具『ガワだけの俺』）を背負ってもらい、冥府の王の目線をそちらに注目させ、本物のハッコンは戦場の上空で冥府の王の頭上へ。全長18メートルを超える日本一巨大な氷自動販売機へとフォルムチェンジし、上空から冥府の王を押し潰そうとする作戦を決行。

｜衝撃の真実！冥府の王の本当の目的とは

ハッコンの渾身（こんしん）の攻撃により冥府の王を倒したかに見えたが、倒したのは冥府の王の左腕を変化させた分体に過ぎず、本体は別の場所にいたのだ。さらに冥府の王は「このダンジョン内でハンターや魔物が死亡すると、死んだ者の力に応じてダンジョン自体に力が蓄積される。それを利用すれば、また新たな魔物を生み出せる」と語り、有能なハンターをここに集めることが狙いだったと、真の目的を明かす。

「腕利きたちがここに集まっているということは、各階層の防衛が手薄になっている。今襲われたら…！」というヒュールミの言葉とともに、冥府の王は「さあ、急いで戻った方が良いのではないのかね？」「二回戦の開始だ」と不穏な言葉を残し、消えていったのだった――。

この冥府の王との戦いにSNSでは「いきなり総力戦からのスタート！」「1話から盛りだくさん…！！」「初っ端から冥府の王がお出ましで2期は色々動きがありそうな予感」という声が上がった。