旭川明成高校に新入生が入部!先生の指導を受け涙ぐむ生徒にヒロミも「家だったら泣いちゃう」と大感動『吹奏楽の旅』

2025.5.12 07:00

そもそもこの高校の名前を知ったのは、同じ旭川市にある永山中学校、永山南中学校という2校が発端。全日本吹奏楽コンクール中学生の部でそろって金賞を受賞した強豪校で、その時のメンバーが進学先として名前を挙げていたことがきっかけだった。

永山中学校で金賞を受賞した幼なじみの2人、五十嵐さんと佐久田さんもこの高校に進学。入学式に先立って行われる一日登校で、手には楽器の入った大きな箱が。一日登校の後に吹奏楽部への体験入部も行われるそう。

貼り出されていたクラス分け表を眺めていると、五十嵐さん・佐久田さんと知り合いの2人の新入生も合流。彼女たちも吹奏楽部に入部予定で、中学時代には旭川地区の“中学校選抜吹奏楽団”のメンバーに選ばれており、そこで幼なじみコンビとも知り合っていたのだという。そんな4人も参加した体験入部は、先輩と一緒にご飯を食べたり、先輩たちによる歓迎の演奏が行われたりと和気あいあいとしたものになっていた。

入学式の3日後、新入生の金管楽器奏者たちが先生に集められてパートレッスンが行われることに。基礎練習に続いて演奏されていたのは、今年のコンクールで演奏する予定のかなりの高難度曲。経験者の新入生にはあらかじめ楽譜が渡されており、各自で練習を積んだうえでこのレッスンに来ていた。

トロンボーン奏者の五十嵐さんと、同じ1年生の髙橋さんは、リズムが取りづらい部分に大苦戦。先生からのアドバイスを受け、髙橋さんは徐々にコツをつかみ始めていたが、五十嵐さんは苦戦し続けていた。練習終了後、五十嵐さんは部屋に残り、先生に「アレがわかんないです…」とリズムの取り方で苦戦していた部分について質問しに行っていた。先生は「わかんない?素晴らしい!」と質問してきた五十嵐さんを褒め、リズムを取れるように順序立ててアドバイス。すると、さっきまでなかなかコツがつかめずにいた五十嵐さんが上手に吹けるようになっていた。

先生は正しく吹けるようになった五十嵐さんに「パーフェクト!」と声をかけつつ、なぜさっきの練習ではちゃんと吹けなかったのかを分析していった。「あなたの中の脳を解説すると、困ったことが前に来ちゃったわけさ。何で困ったと思う?」という先生の問いかけを受け、思わず涙ぐんでしまった五十嵐さん。「簡単だよ。隣(髙橋さん)が吹けたからだよ。図星だろ?」という先生はさらに「人と比べんじゃねぇよって言ってんだよ」「プライドは持った方がいいよ?けど、“大したことないじゃん、自分”って思えた日じゃん。大したことないからまた努力していけばいいんだよ」「今日は君が生まれ変わる日かも知れないね」と五十嵐さんに向けて温かい言葉をおくり続け、五十嵐さんの涙は止まることがなかった。

VTRを見ていたスタジオゲストのヒロミは「オレは部活一回も入ってないから、ちょっと見ただけでもう、家だったら泣いてるもん」と感動。同じくゲストの俳優・野呂佳代は、質問しに行った五十嵐さんに対して、先生がすぐさま「素晴らしい!」と返したことに触れ「あの一言で随分心って変わるから…」と五十嵐さんの心情に寄り添いつつ「私も出会いたかったです!そういう先生に!」と悔しそうな表情を浮かべ、笑いを誘った。

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写真提供:(C)日テレ

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