カズレーザー トランプ関税なのに売り上げも株価も絶好調!日本人主演ドラマで追い風なジャンル&株式銘柄を大公開

2025.5.8 11:45
カズレーザーの写真

カズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が6日に放送された。今回のテーマは『トランプショックで日本経済はどうなる? 激動の2025年を乗り切るお金の最新知識』。金融や株式の専門家たちが、投資にまつわる最新知識を解説した。

「株価に特に影響するのが関税政策っていうのが行われましたね」と解説をスタートさせたのは、カリスマ投資家のテスタ氏。さまざまなニュースが流れた2025年上半期でも衝撃だったのが、4月3日にトランプ大統領が打ち出した相互関税に関する方針だったという。“トランプショック”とも呼ばれるこのニュースによって、日経平均は一時歴代3位の下げ幅となる大暴落を経験。しかしその1週間後にはトランプ大統領が一転、報復措置をとらない国や地域には税率の発動を90日間停止する発表をしたことで株価は再び上昇し、市場を混乱させた。

そんなトランプショックにより下がった株についてテスタ氏は、「トランプショックにより、自動車や半導体メーカーなど日本の輸出産業の株価は軒並み大打撃を受けて、やっぱ株価はすごい下がったんですよね」と話す。ただ、そんななか、同じ輸出産業にもかかわらず、株価が大きく上昇している業種もあるといい、出演者たちにその業種についてたずねた。

INIの許豊凡の写真

各々が予想を展開するなかで、INIの許豊凡は「関税って形のあるものにしか課されないじゃないですか」といい「だからデジタル配信とかはあんま関係ないんですよ。日本から世界に輸出してるデジタルコンテンツといえば、例えばアニメとかゲームとか」というと、これが正解。「素晴らしい。正解です」とテスタ氏も感心した様子を見せる。

テスタ氏は映画アニメ製作大手の東宝の株価推移を紹介すると、トランプショック後も順調に株価が上昇していた。「物理的製品と違って、映画とかアニメは知的資産なので、本当おっしゃったとおり、関税のかけようがなかったりするので、東宝は関係ないというところで、上がってたりしますね」と解説を続ける。実際、アニメやゲームなどの日本のエンタメ産業の輸出額は5兆8000億円。今や半導体産業や鉄鋼産業をも上回る巨大マネーを生み出しており、なかでも近年アメリカで社会現象を起こし、株価にも影響を与えたある日本を舞台にしたドラマがあるという。

投資家・テスタの写真

それが『SHOGUN 将軍』。昨年9月にアメリカのテレビ界、最高栄誉とされるエミー賞で、なんと史上最多の18冠を達成。今年1月には主演の真田広之が日本人初となる、優れた映画やテレビ作品をたたえるゴールデン・グローブ賞に輝いた。金融アナリストでもある大槻氏は「これ、本当に影響が大きかったんですよね」といい、『SHOGUN 将軍』ブームの影響で、アメリカでは日本のコンテンツ需要が高まっているのだという。テスタ氏はこの日本産コンテンツの需要の高まりによって、株価が上昇している日本株があるといい、それがゲームソフト開発会社のコーエーテクモホールディングス。現在海外の売り上げ比率は約65%にもなるという。配信、ゲームなど、形のないデジタル資産は国境を越えても関税がかからないことから、混乱期の今こそ、株式投資では「ビジネスモデルの強さ」、「企業独自の強み」を見抜くことが大切だと強調された。

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写真提供:(C)日テレ

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