新たな温泉リゾートホテルが日光・加賀・那須塩原に！オールインクルーシブ採用で、よりゆったりとした“大人時間”も

日本全国に約70か所の温浴施設を展開する大江戸温泉物語ホテルズ＆リゾーツが今年2月、新たな温泉リゾートホテル『TAOYA川治』を栃木県日光市にグランドオープン。さらに、3月にかけて2つのホテルを「大江戸温泉Premiumシリーズ」としてリニューアルする。

江戸時代に開湯した川治温泉は会津西街道の宿場町として、また湯治の湯として古くから親しまれてきた。2月1日（土）に開業した『TAOYA川治』は、「ゆったりと、たおやかに。」をコンセプトにするTAOYAブランドの8施設目。四季折々の景観が楽しめ、男鹿川を望む里山でゆったりとした時間を過ごす大人の温泉リゾートホテルで、ラウンジや夕食時のアルコール・ソフトドリンク、施設内サービスの利用料金がほぼ含まれる料金形態「オールインクルーシブ」を採用。

暖炉のあるラウンジやバーなど、訪れた人の気分やシーンに合わせさまざまな過ごし方が可能で、モダンな掘りごたつ、自然の景観を楽しめる部屋、和のくつろぎと洋の快適さを併せ持つ和モダンルームや露天風呂付き客室など、豊富な客室タイプが用意されている。

落ち着いた空間で味わうバイキングでは、栃木県産の食材を使ったものや、地元ならではの湯波（ゆば）を使ったメニューを用意。また、水車小屋がある日本庭園では、ラウンジのドリンクを持ってゆったりとくつろげる足湯も。

◆「大江戸温泉 Premiumシリーズ」２か月連続リニューアルオープン

2005年6月、石川県加賀市に開業した『湯快リゾート 山中グランドホテル』が今年2月、『大江戸温泉物語Premium 山中グランドホテル』としてリニューアルオープンした。

山中温泉は、山中の温泉は身体の芯までしみわたり身も心もうるおすと芭蕉が称賛した日本三大名湯のひとつで、開湯1300年の歴史と豊かな自然、文人墨客が愛した情緒あふれる温泉地として知られる。2024年3月に北陸新幹線が金沢～敦賀間で延伸開業し、加賀温泉駅が停車駅になったことにより、東京から加賀温泉駅へ乗り換えなしでアクセスできるようにもなった。

施設のリニューアルポイントは大きく2つ。まずは、棚湯を新設。全面改装した大浴場「あやとりの湯」では、より一層温泉入浴体験を満喫できる空間に。露天風呂では、木々に囲まれた開放空間で季節を感じられる。また、「鶴山の湯」には屋外風呂を新設。美泡風呂（壺湯・水風呂）も新設し、サウナをより楽しめるように。

大浴場は時間帯ごとで男女入れ替え制となり、異なる雰囲気を楽しめるほか、湯上がり後のリラックススペースとして「湯上がり処」も新設。無料のソフトドリンクや冷えた生ビール、アイスキャンディーを片手にほっと一息つけるだろう。

2つ目のリニューアルポイントは、全面改装したレストラン。ディナーバイキングでは、ライブキッチンで出来立てを提供するサーロインステーキ、席で蒸しあげる「温泉せいろ蒸し」などのほか、「茶碗蒸しカニあんかけ」「治部煮（じぶ煮）」「加賀棒茶ぷりん」などご当地料理も豊富に取りそろえている。

このほか、チェックイン時や湯上がり時などに自由に利用できるプレミアムラウンジは、コーヒーやソフトドリンク、生ビール・酎ハイなどのアルコールを含む飲み物が無料。春夏秋冬の美しい景観を眺めながらくつろぐことができ、客室も和室・洋室・和洋室など様々なタイプを用意。カラオケルームや卓球コーナーはもちろん、まんがコーナーと併設されたくつろぎスペースもあり、夏季限定で屋外プールも利用できる。

そして、今年3月1日（土）、栃木県那須塩原市にリニューアルオープンしたのが『大江戸温泉物語Premium ホテルニュー塩原』（旧：大江戸温泉物語 ホテルニュー塩原）。これで、「大江戸温泉Premiumシリーズ」の施設は、グループ全体で20となった。

リニューアルの目玉としては、シリーズならではのおもてなしスペース「プレミアムラウンジ」を新設。館内で最も景観が良い場所に位置し、七絃の滝を望めるウッドデッキを接している。滞在中はソフトドリンクや生ビールなどのアルコールを何度でも無料で楽しめるのもポイントだ（提供サービスやアイテムは時間により異なる）。

館内にも七絃の滝と四季折々の渓谷美を感じる半露天風呂や、塩原渓谷を思わせる自然の趣に満ちた岩風呂、深さ約110cmの立ち湯がある浴場などがあり、湯めぐりを楽しめる。本館の大浴場もダークトーンの落ち着いた雰囲気にリニューアルしたほか、洗い場には仕切りを設け、湯上がり後のリラックススペース「湯上がり処」も新設するなど、細かなところに手が行き届いている。

グルメバイキングが楽しめるレストランは高天井の開放感ある空間を生かした上質なデザインで、旧ホテルのレストランを知る人はもちろん、初めて訪れる人にも新鮮さとワクワクを提供。一歩足を踏み入れると目に飛び込んでくる象徴的な口の字型の料理ボードは、メインホール全体から見渡せ、席から料理を取りに行きやすい動線を確保。また、一部の客室は人気の和モダンルームにリノベーションされた。