『DASH』“土佐湾の恐竜”イシナギ釣りに挑戦するも、釣れたのは“竿とリール”!?まさかの事態になにわ男子・藤原「うそでしょ?ガチで?」

2024.5.5 19:58

TOKIOの城島茂、なにわ男子の藤原丈一郎、timeleszの松島聡、Aぇ!groupの草間リチャード敬太が5月5日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演。“土佐湾の恐竜”の異名を持つ巨大魚を釣りあげるべく奮闘した。

普段あまり食べられることのない巨大な魚を釣りあげ、これまでに得た知識と経験を生かして絶品料理に仕上げ、将来の食糧危機への備えとする企画『DASH巨大食堂』。今回のターゲットは“土佐湾の恐竜”の異名を持つ巨大魚。最大サイズは約2m、重量も100kgオーバーと、まさに恐竜クラスの大物だ。

これを釣りあげようと城島が訪れたのが、高知県の南、土佐湾の安芸・室戸沖近辺。そこには“安芸海底谷”という大きな谷があり、魚のえさになるプランクトンが豊富なため巨大魚が集まる“モンスターフィールド”として名高いという。ポイントに着くなり、特大サイズの針の付いた竿(さお)に、エサとなるサバを付けて巨大魚を狙う城島。特に大きな動きもないまま20分ほど経った頃、近づいてくる別の船を発見。乗っていたのは藤原と、『グリル厄介』などの企画でもおなじみの静岡大学准教授・加藤英明さん。実は巨大魚確保の可能性を上げるため、城島が来る8時間前からこの2人は一足先に巨大魚に挑んでいたのだ。

早朝3時過ぎ、灘漁港にやってきた藤原と加藤さんは、過去にこの海域で何度も“恐竜”を釣りあげているスゴ腕の船長、森治道さんの船に乗り、いざ出港。船長によるとこの“恐竜”は、食べられることがないため釣り上げても基本リリースされ、売りに出したとしても競りが5円からスタートするという。しかし釣り上げるためにはそれなりの装備が必要となり、極太の釣り糸を装着した約8万円の釣り竿と、力強く巻き上げる約21万円のリール、総額約29万円の最強装備が用意されていた。船長によると、普段は水深400~600mにいる“恐竜”は産卵シーズンの1か月間だけ水深100m程度まで上がってくるが、基本は岩陰に隠れて暮らしているという。そのため、エサに食いついても岩の中に潜ってしまうことが多いそうで、いかに早く“恐竜”が岩に潜る前に巻き上げられるかが勝負となる。

総額約29万円の最強釣竿セット

漁港をスタートして2時間半、加藤さんが「ここは“恐竜”の巣窟ですから、垂らせば入れ食いでしょう!」というスポットに到着。エサとして用意されたのは城島と同じサバと、ニオイが“恐竜”を引き寄せるというイカの2種類。藤原はサバを、加藤さんはイカをそれぞれエサにして“恐竜”釣りスタート。「あのサバうまそうだったんだよなぁ~」という加藤さんに「イカもおいしそうでしたよ!」と返す藤原。和やかなムードでスタートしたものの、1時間経っても竿には何の動きもなし。加藤さんの竿に若干動きがあったものの、イカがちょっとかじられた程度でヒットには至らず。

エサとなるイカとサバ

開始から2時間経った8時ごろ、ちょうど城島の乗った飛行機が高知近辺にやってくる頃とあって、「あとちょっとしたらこの上空にリーダーが」と気になる藤原。飛行機の位置がわかるアプリでスタッフと城島の位置を確認していると、藤原の竿に大きな動きが!「来たっ!?来たっ!?」「めっちゃ重たい!」とリールを巻き上げようとするも、既に“恐竜”は岩の中に潜ってしまっていた。アプリを見ていて竿の動きに気づけなかった、わずか3秒の油断が命取りとなったのだ。

船長の力を借りて強引に引き上げようとするも“恐竜”の力はすさまじく、岩から出てくる気配がない。「船で引きずり出そうか」と船ごと動かして強行突破で引きずり出そうとしてみたが、結局最後は糸が切れてしまい失敗。最初の油断を反省してか、藤原は「僕が言うのもなんですが、おしゃべり禁止で!」と気合を入れなおした。そこから動きがないまま、城島と合流することとなったのだ。

城島も加わり、残されたロケ時間は3時間。城島、藤原、加藤さん、船長の4人は円陣を組み「釣れるのか?オレら次第や!行くぞ!オー!」と気合を入れて“恐竜”に挑む。

釣り再開直後、加藤さんの竿に異変が。しかしこれは魚ではなく地面や岩などに引っ掛かった“根がかり”という状態だった。しかも、根がかりをはずそうと竿をいじっている間に竿が船から外れ、約29万円のつり具はあっという間に海の底へ。城島が「DASHの今までで竿ごと行くことあった?」と言うほど、過去に例のない珍事となった。

霧が深くなり釣れそうな予感が漂ってきたころ、船長からの提案で生きたイカをエサにして挑んでみることに。するとまたしても加藤さんの竿に異変が。今度は正真正銘“恐竜”の手ごたえ。リールを巻きあげるタイミングもバッチリであとは引き上げるだけ…と思いきや、なんと途中で糸が切れてしまい失敗。船長の見立てでは、竿に傷などがあったのではないかとのこと。先ほど根がかりで竿を失ったことがここに響いたのだ。

すると今度は城島の竿に異変が。しかし「なんだこの重さは?」と城島も戸惑うほど、違和感のある手ごたえ。そしてリールを巻き上げてみると、上がってきたのはなんと、先ほど海の中へ消えていった竿とリール。「え!?うそでしょ?ガチで?」と驚く藤原。城島が釣り上げた竿を手に「持っていかれた竿はこの竿でしょうか?」と加藤さんに見せると「はい、私が落とした竿はこの竿です」と、有名な童話のような展開に。さらなる珍事に湧く船上だったが、結局この日は何も釣ることができず、無念のタイムアップとなった。

それから10日後、リベンジに訪れたのは城島と加藤さん、そしてここから参戦の松島とリチャード。与えられた時間はわずか1時間半。しかも松島は「(海釣りは)初めてです」という超初心者。リチャードは「ビギナーズラックありますから!」と声をかけるが果たして。

今回は最初から生きたイカをエサにして、いざスタート。城島たち4人のほか、船長の仲間である4人の釣り名人にも加わってもらい、8人がかりで“恐竜”釣り上げに挑むことに。「奇跡起こすぞ!」と船長にも気合が入る。

開始から数十分後、船長が「ベストポイント」とする場所に到着したころ、初心者・松島の竿が大きくしなる。「どうすればいい?」「上げろ!」「巻け!」と一気に盛り上がる船上。しかし、この巻き上げのタイミングが若干早く、針の刺さりが弱かったためか、食いついた魚は逃げてしまっていた。「うわ~、悔しい!」と肩を落とす一同。そしてそのまま釣れることはなく、今回の釣りも失敗に終わることに。

巨大なクーラーボックスから現れたのはイシナギ

港に戻った4人に「万が一のことを考えて“土佐湾の恐竜”釣ってもらいました」と話すスタッフ。実は前回のロケの後、地元の釣り名人の方に1匹釣ってもらっていたのだ。巨大なクーラーボックスを開けると、そこには大きな魚が!全長148cm、重さ50kgのこの魚が“土佐湾の恐竜”ことイシナギ(正式名称:オオクチイシナギ)という魚。一般的なスズキと比べるとその大きさは約50倍。その大きな口や鋭くとがった背びれなどを見た4人は「恐竜だ!」「恐竜っすね!」と驚いていた。

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写真提供:(C)日テレ

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