アニメ『怪獣8号』怪獣と人間を行き来するカフカにSNSも笑い「なにこれギャグ漫画?(笑)」

2024.4.23 18:30

アニメ『怪獣8号』の第2話『怪獣を倒す怪獣』が4月20日に放送された。謎の小型怪獣に寄生され自身も怪獣に変身してしまったカフカは、防衛隊に討伐されることを恐れ、レノと共に病院から逃走。その時、怪獣に襲われる親子を発見する。危険をかえりみず怪獣に立ち向かうカフカは、渾身(こんしん)の力を込めて拳を振るう。

(以下、アニメ最新話までのネタバレを含みます)

◆ワンパンチで怪獣を撃破!カフカは「怪獣8号」に

病院内で謎の小型怪獣に寄生され、自身も怪獣に変身してしまったカフカ。偶然その様子を患者の老人に見られてしまったカフカは、レノに言われたとおり、なんとか笑顔を作って誤魔化そうとするも、あまりにおぞましい笑顔を見た老人は逆に気絶してしまう。

もう誤魔化せないと悟ったカフカは、怪獣になった自分の身体に戸惑いながらも、レノと一緒に逃走。しばらく逃げた後、「もう、俺が隊員になることってないのか…」と自分の夢が破れたことに絶望するカフカ。その瞬間、地下からごう音と共に、もう一体、怪獣が出現する。レノは「これで先輩に割かれる隊員の数が減る。身を隠すチャンスです」と、このどさくさに紛れて逃げようと提案する。

一方、病院内に怪獣が出現した通報を受け、現場に出動中のミナの元にも、もう一体怪獣が出現した情報が入り、ミナの部隊は新しく出現した怪獣の元に向かう。

その頃、怪獣が発生した地域では、倒壊した民家の中で、一人の女の子がガレキの下敷きになった母親を助けようとしていた。そこに、怪獣が現れ女の子を捕食しようとする。その瞬間、怪獣になったカフカが現れ、パンチ1発で怪獣をKO。カフカは女の子に笑顔で優しく話しかけるが、そのおぞましい笑顔でやはり女の子を大泣きさせてしまう。

そこに、目を覚ました怪獣が再びカフカに襲い掛かろうとするが、カフカが「1、2の3!」で繰り出した渾身のパンチで怪獣は爆散。血の雨が降る中、カフカは改めて自分の強大な力を思い知ることになる。去り際、女の子に「怪獣さん、ありがとう」と声をかけられたカフカは小さい頃の夢を思い出し、ミナと一緒に怪獣と戦うことを強く決意し、元の人間の姿に戻っていった。

遅れてミナの部隊も怪獣が発生した場所にやって来るが、すでに怪獣はカフカによって爆散した後だった。ミナはカフカが助け出した女の子に話しかける。怪獣の怖さを思い出し涙ぐむ女の子を見て、ミナは「安心しろ、怪獣は私が全滅させる」と励ますが、女の子は複雑な表情を浮かべ、「あの優しい怪獣さんはやっつけないでくれる?」と問いかけられる。予想外の答えに戸惑うミナ。

3か月後、カフカが変身した姿の怪獣は、正体がバレないまま「怪獣8号」とナンバリングされ、日本中の防衛隊員から追われる身になった。

◆怪獣と人間をコントロールできないカフカにSNSも笑い

そんなある日、レノとカフカの職場に、2人の防衛隊員一次試験の合格通知が届く。レノは現場にいるカフカに合格通知を届けるが、カフカはあろうことか怪獣の姿のまま弁当を食べていた。レノにそのことを突っこまれたカフカは「いまだに気づかないうちに出ちゃうんだよな」と、自分の姿をうまくコントロールできないと告げる。二次試験は防衛隊員も多く同席しており、もしカフカの正体がバレてしまったら、その場で殺処分される可能性もある。

レノは「本当にその体で二次受ける気ですか?」と問いただすが、カフカは「それでも受ける」とラストチャンスに全てを懸ける意思を伝える。その言葉に心を動かされたレノは「もし先輩に何かあっても、俺は先に行きますよ。やるからにはライバルなんで」と、互いに健闘を誓う。

しかしその直後、水筒の水を飲もうとしたカフカは、固い水筒のふたにしびれを切らし、怪獣の姿になって水筒ごと破壊。その姿を見たレノは「前言撤回!やっぱダメ!」と一喝され「本番ではうまく隠すから〜!」と駄々をこねるのだった。

SNS上でも「なにこれギャグ漫画?(笑)」「怪獣になった緊迫感ゼロ」「コミカルからシリアスの落差がすごい」と、主人公自体が怪獣になるという展開に大きな反響があった。

10日後、カフカとレノは防衛隊員選抜二次試験を受けに会場を訪れていた。駐車場で謎の力をもった「四ノ宮キコル」と名乗る女の子と出会った所で2話は終了した。

『怪獣8号』の第3話は4月27日(土)、テレビ東京系列ほかにて放送予定。

©防衛隊第3部隊 ©松本直也/集英社

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