本島純政に単独取材 わずか4か月前に事務所に所属し『仮面ライダーガッチャード』主演に「つねに限界突破していきたい」

2023.9.17 09:15

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2023年3月に芸能事務所アミューズに所属し、わずか4か月後に人気シリーズ『仮面ライダー』の最新作『仮面ライダーガッチャード』の主演の座をつかんだ本島純政(もとじまじゅんせい)。演技経験は少ないながらも、持ち前のあきらめない心を生かして、自ら掲げた「新しいことにチャレンジし続ける」という目標を日々クリアしながら、目覚ましい成長を遂げている。そんな彼に、俳優を目指した理由や自分の強み、将来のビジョンについて話を聞いた。

■最初に立てた目標は「新しいことにチャレンジし続ける」

――本島さんはどういったきっかけで芸能界を目指したのでしょうか?

本島 小さい頃に、父とよく『007』シリーズとか『トランスポーター』といったアクション映画を見ていました。ストーリーは当時の自分にとっては難しくて、あまり理解していなかったのですが、アクションシーンがおもしろかった記憶が強烈に残っていたんです。それで中学生になると自分が好きな映画を見るようになっていって、高校の進路希望を学校に提出する時、「僕はいったい、何になりたいんだ?」と考え、「俳優になりたい」と意志が固まりました。

父は今でもアクション映画が好きで、「これはお勧めだよ」と送ってきてくれたりします。

――なるほど。ご自身はどんなところが強みだと思っていますか?

本島 性格はあきらめないところ。今、撮影が始まっているのですが、事務所に入ったのが3月なので、現場で慣れないことがものすごく多くて。でもそれがとても楽しいんです。アミューズに入った時に「新しいことにチャレンジし続ける」という目標を掲げたんですけれど、今、ものすごいスピードで実現していて。この「あきらめないところ」が、僕の長所なんだな、と思っています。

あと目を褒めてもらうことが多いです。(笑) 母にすごく似ているんですよ。「似ているね」と言われるのは、結構うれしいです。

――事務所に入った時、「新しいことにチャレンジし続ける」という目標を立てたのはなぜでしょうか?

本島 どういう役者になりたいかと考えた時に、“より多くの人に感動していただける役者”になりたくて。僕は辛いことがあった時に映画を見て気分をいやしたり、気分をリフレッシュさせたい時に見たり、それこそ友だちと映画を見て単純に楽しんだりすることもあったりと、さまざまな時に映画を見るんですね。

どんなシチュエーションで見たとしても、その時の気持ちに合ったものを提供できる俳優というのは、ものすごく多くの感性を持っていないとできないと思うんです。だからこそ、自分はさまざまな役にチャレンジし、そういう俳優になっていきたいという思いを込めて目標を掲げました。今でもそれは変わっていないですね。

――目標とされている俳優さんについてもお伺いできますか?

本島 たくさいらっしゃるんですけれど、吉沢亮さんと鈴木亮平さんです。吉沢さんはこの前、「東京リベンジャーズ2」の試写会に行かせていただいたのですが、吉沢さんのお芝居から目が離せなくて。僕もあんなふうに人の心を奪うようなお芝居ができるような役者になりたいと思いました。

鈴木亮平さんは映画『孤狼の血 LEVEL2』で悪役を演じられているのを見て、その一方でドラマ『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』ではすごく優しい役を演じられていたので、ギャップに衝撃を受けました。そこから鈴木亮平さんのインタビュー記事を沢山読みました。役に対してや作品に対しての愛や思いがものすごく熱い方で。僕も鈴木亮平さんのような役者になりたいので、参考にできるものは、すべて参考にしていきたい、と思っています。

――ご自身も将来的に役の振り幅を広くしていきたい、と?

本島 そうですね。今演じている『仮面ライダーガッチャード』の一ノ瀬宝太郎はすごく陽気な高校生なんですけれど、将来はまったく違う役にも挑戦してみたくて。自分の感性を広げて、今の僕では想像できないような1年後、2年後の自分になっていきたい。そんな思いがあります。

■軽音楽部の部長を任され、あきらめない心を発揮

――学生時代にあきらめない精神で乗り越えた経験はありますか?

本島 高校時代に軽音楽部の部長をやっていて、最初は20人くらいの規模の小さな部活だったんです。でも急に人数が増えだして、70~80人くらいになって。その時に僕が部長になったんですけれど、正直、パンク状態ではありました。今まで計画したプランではすべてが成り立たなくて、とても悩んだことを覚えています。

でもせっかく部長という役を任せていただいたのに、そこで投げ出すのは絶対に嫌だったので、ひとつひとつ問題に向き合っていきました。そこであきらめない心を発揮できたのかな、と思います。

――軽音楽部の部長を務められていたのですね。本島さんはギターの弾き語りが得意だそうですが。

本島 はい。ギターは小学3年生からずっとやっていて、今でも続けています、撮影で疲れた日も帰ってから家で弾いていますし、意識してルーティンにしているわけではないんですけれど、自然にギターを弾いていて。その時間はいやされますね。

弾く曲によっても、まったく気分が変わるのがおもしろいんです。例えば疲れていて今日はいやされたいなと思ったら、自分でいやしのジャズっぽいフレーズを考えて、タラタラッと弾いたりして。逆に朝に撮影が入っている日はエナジーMAXで行きたいので、元気の出るような曲をヘッドホンをしながらバンバン弾いて撮影に向かうとか。そういったことをしています。

――軽音楽部ではもちろんギター担当でしたか?

本島 ギターボーカル担当でした。

――ちなみに、ギターの十八番の曲はありますか?

本島 アコースティックギターだったら菅田将暉さんの『さよならエレジー』とか。エレキギターだったら文化祭で初めてやったKANA-BOONの『ないものねだり』という曲がすごく好きで、思い出が詰まっています。

――本島さんはどんな部長だったと言われましたか?

本島 部員からは「独特だね」と言われました(笑)。しっかりしていないんだけれど、何か頼れる、みたいな。「話しかけやすい」と言ってもらえることが多かったので、それはものすごくうれしかったですね。話しかけやすいと悩みも打ち明けてもらいやすいですから。バンドって結構、問題が起こりやすいんですよね。そこで気軽に僕に相談してくれるのは、すごくありがたかったです。

――3年後、もしくは5年後の目標を教えていただけますか? 

本島 僕は特に決めていないんです、というのも、今の僕では想像もつかないような3年後、5年後の僕になっていて欲しくて。たとえば半年前は普通の高校生で、まさか『仮面ライダー』シリーズの主演になるなんて、まったく考えていなかったんです。目標を決めていなかったからこそ、無限の可能性が出てきたんじゃないかな、と思うんです。自分の限界値を決めないで、限界突破をつねにどんどんしていく、といった感覚を自分の中で大切にしていきたいです。

【本島純政】
2005年1月5日生まれ、東京都出身の俳優。2022年に高校生による青春恋愛リアリティーショー『今日、好きになりました。-卒業編2022-』(ABEMA)に出演。俳優として2023年は、8月3日に最終回を迎えたドラマ『4月の東京は…』(MBSほか)などに出演し、役者業を主軸に活動の幅を広げている。令和仮面ライダー第5弾となる『仮面ライダーガッチャード』では、変身ベルト・ガッチャ−ドライバーを託された主人公・一ノ瀬宝太郎を演じる。

【ドラマ『仮面ライダーガッチャード』】
主人公は高校生の一ノ瀬宝太郎。錬金術師がもてる最高の技術を集めて造られた101体の「人工生命体(モンスター)ケミー」が、保管されていた「ライドケミーカード」から開放される事件が発生。宝太郎は、仮面ライダーガッチャードの変身ベルト「ガッチャードライバー」を託され、ケミーを回収する使命を与えられる。宝太郎の口グセは、「やったぜ!」「つかまえた!」などを意味する英語のスラング「ガッチャ」。宝太郎は101体のケミーを「ガッチャ!」できるのか。

写真:©entax

     

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