注目俳優・井上祐貴 ドラマ『unknown』田中圭×吉田鋼太郎の熱演に「自分も食らいついていきたい」

2023.5.17 15:15

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テレビ朝日系ドラマ『unknown』(毎週火曜よる9時~放送)で、こころ(高畑充希)の弟・闇原漣役を演じる井上祐貴。現在放送されている『にがくてあまい』(東海テレビ)をはじめ、5期連続で地上波連ドラに出演中。さらに、2月には1st写真集『いま』を発売、3月にはファンクラブを開設するなど勢いに乗る井上に、出演作の撮影秘話や、まもなく役者デビューから5年を迎える今の目標を聞いた。

■吸血鬼役に違和感ナシ! 意識しているのは“正義感”

――本作への出演が決まったときのお気持ちは?

うれしかったですね。決定するまでに2回、オーディションという形でお芝居を見ていただいたんですけど、毎回そういうわけではなくて。たとえば、ありがたくオファーをいただいて決まったり、1回だけオーディションを受けて決まったり、いろいろあるんですけど、今回は2回。しかも、その2回もかなり時間をかけて見ていただいたので、それで決まったのはめちゃくちゃうれしかったです。ちょっとした自信にもなりますし、あらためて気合いも入りました。

――吸血鬼役という点に関しては、どんな思いがありましたか?

「ぶっ飛んでるなー」って思いました(笑)。でも不思議なもので、初めて『吸血鬼』と聞いたときにはびっくりしたんですけど、今は“そういうもの”というか、吸血鬼に対して“特別”っていう感覚がもはや無くて。吸血鬼を題材にした作品ではあるけど、“吸血鬼だから”ということはマイナス面でもプラス面でもそんなになくて、見れば見るほど人間と変わらない。そこでどんどん話が進んでいくので、僕が慣れちゃっただけかもしれないですけど(笑)、しっくりきています。

井上祐貴 ©entax

――漣というキャラクターをどう捉えていますか?

僕が演じる上ですごく意識してるのは、“正義感”みたいなところ。それは漣の家族への愛情や、大切にしている気持ちからきていると思っているんですけど、家族の話になったり、家族が危険にさらされたりしたときには1個スイッチが入って、正義感がぐんと増す子なのかなと思っています。

――すごくマイペースなキャラクターなんですよね。

マイペースで、ゲーム好きで、『キャベツ太郎』が大好きで(笑)。かなりの偏食でツッコミどころの多い役なんですけど、“マイペースでゲーム好き”という2つが自分に似ています。マイペースなシーンや、たくさんゲームをしてるシーンがあるわけではないんですけど、漣でいると「マイペースに動きたいなぁ」とか、「せわしない感じに流されたくないなぁ」とか、「ずっとゲームしたいなぁ」とか、そういう感覚に共感できるんですよね。だから、役の設定についてはなんの抵抗もなくスッと入れましたし、やっていくうちにどんどん新たな発見もあって楽しいです。

©テレビ朝日

■吉田鋼太郎×田中圭のアドリブ合戦に本音「俺だったらヤバい」

――個性豊かな方々との共演ですが、撮影はいかがですか?

大変ですね(苦笑)。今回、地上波で放送される本編とは別にスピンオフが配信されているんですけど、漣としては、そこで本編以上に家族といる時間が描かれているんですよ。がっつり吉田鋼太郎さんと麻生久美子さんと高畑充希さんとご一緒して、そこに田中圭さんもいらっしゃったりするんですけど、撮影が終わって「ふぅ~」って一息ついたら、すごく疲労感が…(笑)。スピンオフはもう撮影が終わったんですけど、食らいつこう、食らいつこうって思っていたら、その日が終わってた、みたいな感覚でした。

――吉田さんのアドリブがすごいという話を耳にしますが、その洗礼は浴びていますか?

日々、浴びさせていただいています(笑)。でも、鋼太郎さんと対峙している圭さんを見て「俺だったらヤバいなぁ。あっ、圭さん笑ってる!」とか、そんな感じです。ちょうど最近の撮影でも、みなさんケラケラ笑っていたり、圭さんは吹き出していたり、僕も我慢できなかったり。和気あいあいと撮影しています。

――田中さん、吉田さんの掛け合いを生でご覧になると、やはりすごいですか?

すごいです。どう言葉で伝えていいのかわからないのですが、なんか独特ですよね(笑)。でも、そんなおふたりに自分も食らいついていきたいですし、おふたりのお芝居を見ていると、一緒に作品を面白いものにしていきたいなっていう思いも強まります。

©テレビ朝日

――高畑さんの印象は?

高畑さんは、去年『奇跡の人』という舞台でご一緒させていただいたんですけど、僕は初めてのストレートプレイの舞台だったので、“自分”という壁にぶつかったり、“役”に対する壁にもぶつかったり、いろいろ稽古中に悩んでいて。そんな僕の姿を見て気にかけて言葉をかけてくださって、“頼りになる先輩”というイメージがあったんですけど、今回はよりそれが確実なものになったというか。やっぱり座長として立っていらっしゃる高畑さんはかっこいいし、高畑さんが入ってくると現場の雰囲気も締まって、「よしっ」と気合いが入る感覚がある。そんな背中を見習いたいなと思いますし、自分も負けてられないな、とも思います。

――今後の漣の見どころについても聞かせてください。

前半の漣は、特に田中圭さん演じる虎松に対して、ちょっとぶっきらぼうだったと思うんですけど、一緒にバディを組むことになって、漣と虎松のやり取りがちょっとずつ変わっていきます。そこは漣の注目ポイントとして見ていただきたいなと思いますね。2人の関係性が、これからどう変わっていくのか。自分の中ではすごく意識していて、ちょっとずつニュアンスで表現できたらいいなって監督や圭さんとも話しながら撮影をしているので、注目していただきたいなと思います。

©entax

■失敗を恐れず、貪欲に…目指すは全国放送のゴールデンのドラマ主演

――映像作品はもちろん、写真集の発売、ファンクラブ開設と飛躍の年だと思いますが、井上さんは今のご自身をどう捉えていますか?

刺激だらけの毎日で、すごく楽しいし、充実はしているんですけど、「まだまだ足りないな」と思う瞬間も多くて。「もっとこうしたい、もっとこうありたい」というのは一生消えることはないのかもしれないし、それが一生消えないようにがんばりたい、とも思います。それに、「もっとこうしたい」と思ったなら、1秒でも早く行動に移せるようになりたいです。

――いろいろとわかってくるからこそ、生まれる課題もありますよね。

そうですね。「あの場に行っていなければ、その課題が生まれてなかった」と思うことだらけなので、たくさんの現場に行きたいですし、たくさん失敗もしたいです。その分、ちょっと成長を感じられた瞬間が自信につながる。その繰り返しだと思うので、もっと貪欲にいきたいです。

©entax

――3年後、5年後の目標はありますか?

3年後は30歳になる年なんですけど、「作品に出演することで何か賞を取りたいな」とはずっと思っています。この仕事をやっていく上で「受賞することが必要か」と言われたらそうではないんですけど、やっぱり何かをやっているからには認められたいですし、自分がこれからやっていくことに対する自信につながったりもすると思うので。もちろんそこがゴールではないんですけど、目標のひとつとして、作品を通して賞を取れるように…というか、取ります!

――その先の目標は?

夢は大きく! ということで、全国どこででも観ていただけるようなゴールデンタイムのドラマの主演を、胸を張ってできるような俳優になっていたいなと思います。

【井上祐貴 Profile】
1996年6月6日生まれ。広島県出身。2017年に「第42回 ホリプロタレントスカウトキャラバン」で審査員特別賞を受賞。2018年にミュージカル『ピーターパン』海賊マリンズ役で役者デビュー。2019年に『ウルトラマンタイガ』でドラマ初主演。主な出演作に、ドラマ『卒業タイムリミット』(2022年)、『silent』(2022年)、『大奥』(2023年)、『やっぱそれ、よくないと思う。』(2023年)、映画『NO CALL NO LIFE』(2021年)、『Bittersand』(2021年)など。2023年2月には1st写真集『いま』を発売、3月にはファンクラブを開設した。

写真:©テレビ朝日、©entax

     

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