TOKIO・城島茂も歓喜 撮影1300時間『鉄腕DASH』が『ダーウィンが来た!』とコラボで世界初の快挙達成

2023.4.30 19:58

TOKIOの城島茂と、元日本テレビアナウンサーで同志社大学・助教の桝太一が、30日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』に出演。NHK『ダーウィンが来た!』とのコラボで挑んだ、横浜DASH海岸に生息するマハゼの撮影が、完結を迎えた。

10年以上かけて海を再生してきたDASH海岸で、昨年秋に大きく育ったマハゼを確認。成魚となったマハゼの繁殖行動は、未だかつて撮影されたことはなく、今回、NHK『ダーウィンが来た!』の撮影スタッフに協力を依頼し、プロ同士の技術と経験を融合させ、超貴重映像の撮影に挑んだ。

前回、ダーウィンチームが持参した上下120度、左右360度の可動域があり、100m先まで遠隔操作で撮影が可能な“世界に1台のリモコンカメラ”を泥場に設置。すると、繁殖期に入ったオスのマハゼを捉えることに成功。城島が『ハゼ雄』と名付けたマハゼを観察し続けると、オス同士の威嚇シーンや、巣穴の拡張と完成を確認することができた。さらに、ハゼ雄の巣穴の前で、複数のメス同士が威嚇し合う様子も見られ、勝ち残ったメスに『ハゼ美』と名付けた城島。超貴重映像の数々に魚業界に激震が走った。

世界に一台のリモコンカメラ

その後、オスがメスを気に入り、巣穴に誘い入れれば求愛が成立することになるが、求愛の瞬間は最も敵に狙われやすいことから、少しでも違和感があると求愛は成功しないという。

今回、求愛行動を応援するため、城島が提案したのが“赤いライト”。赤セロファンを付けたライトを照らし、魚のストレスを緩和する環境で撮影を進める。「ハゼ雄とハゼ美の求愛シーンが撮れたら」と期待する城島と、「単純にカップルになって欲しい!」と気持ちがたかぶる桝。観察を続けると、尾をクネクネしながら、ハゼ美を巣穴に誘うハゼ雄を確認。さらにハゼ雄の後を追うように、巣穴に入ったハゼ美。カップル成立の瞬間を見た桝は、「これもしかして、決定的瞬間?!」と声を上げた。ハゼ研究の第一人者に確認したところ、マハゼの求愛行動を捉えた映像は世界初の快挙だという。

ハゼ雄の求愛

巣穴に入ったメスは、約1万個の卵を産みつけその生涯を終える。孵化(ふか)までの1か月間は24時間体制で警備を続け、巣穴に新鮮な酸素を送り続けるオス。「頑張れ、ハゼ雄」と城島も応援する中、別のハゼや、泳いで魚を狙うカワウ、さらには大型魚スズキからの襲撃が確認され大ピンチ!

それから姿を見せなくなったハゼ雄を心配し、再びダーウィンチームが合流。持参した直径6mmのカメラ・ファイバースコープで巣穴の中を撮影すると、そこにはハゼ雄の姿が。間一髪襲撃を逃れていたことがわかり、一同は安堵(あんど)した。

そして3月下旬、巣穴近くでマハゼの赤ちゃんを確認すると、桝は「マジで!?」と喜びの声を上げ、城島も「ハゼ雄の子どもに、やっと会えましたね、良かった!」と感動した様子。水中撮影素材が1300時間を超える中、超貴重映像の撮影を果たした一同は、東京湾でマハゼが増え続けることを願い、撮影を締めくくった。

マハゼの赤ちゃん

写真提供:(C)日テレ

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