最終回直前!「この、ひょっとこ!」ドラマ『ファーストペンギン!』名シーンをプレイバック

2022.12.6 18:00

俳優の奈緒が、家なし・金なし・仕事なしのシングルマザー・岩崎和佳(のどか)を演じる、“奇跡の実話”をもとにした爽快リアル・サクセスストーリー、ドラマ「ファーストペンギン!」(日本テレビ系)が12月7日(水)よる10時に最終回を迎える。

これまで、ドラマ内で幾多の困難を乗り越えてきた和佳たちの姿にSNS上では「勇気をもらっている」「私もファーストペンギンになりたい」といったコメントが寄せられ、9話放送後には、「もう終わっちゃうのー!?」「シーズン2があってもいい」「あと3話くらいやってもらいたい」など早くも終了を惜しむ声が上がっている。

そこで今回は、「ファーストペンギン!」を1話から欠かさずにリアタイをしている、entax編集部員の筆者が選んだ、「名場面」を動画と共に振り返っていく。

「このままじゃ、浜は死ぬ!!なんとかしてくれって泣きついてきたのはどこのどいつだよ!このひょっとこ!!」

まず初めは衝撃の第1話クライマックスから。愛らしい笑顔が印象的だった和佳が、圧力に屈してしまった片岡洋(堤真一)や、和佳たちを目の敵にする漁協の組合長、杉浦久光(梅沢富美男)を激しく罵倒し、怒とうの勢いでまくし立てる様子は圧巻の一言。このシーンで「ファーストペンギン!」のファンになったという方も多いはず。

「さんしはお魚BOX、やってくれますか?」
「おう! もちのろんスケじゃ!」

続いては2話の和佳と、片岡の和解シーン。「情けのぅなってしまってのう。長い物に巻かれてばっかりの自分が。」片岡が自身の弱さをさらけ出したうえで、和佳の呼びかけに力強く答える様子に、誰もが「やっと足並みがそろった! もう裏切らないでくれよ!」と思ったのではないだろうか。

「みんなその格好で行くの?」
「おう! 東京になめられちゃあいけんけぇの」


「ファーストペンギン!」では「さんし船団丸」の漁師たちの、コメディシーンも見どころの一つだ。4話で和佳に連れられて東京に向かう場面では、任きょう映画ばりの(?)スーツを皆でバチっと決めて登場し、視聴者を沸かせた。SNS上でも「ガチで迫力が違う」「別のドラマになっている(笑)」などのコメントが相次いだ。

「俺は本当は…ここにいたいのにって思ってます」
「社長のロマンが好きでした」

第6話からは、「みんなのお助けマン」としてさんし船団丸を支えていた永沢一希(鈴木伸之)が、彼女との結婚のために会社を辞める決意を、和佳に伝えるシーン。普段はなかなか周りに意見を言えなかった永沢が「社長の隣でみんなと一緒に、この先の景色を見たかったです」と訴えるところで、筆者は号泣。(9話で戻ってきてくれて本当に良かった…)

「岩崎さん! ジャンヌダルクになってもらえませんか?」
「ジャンヌダルク?」

農林水産省の溝口静(松本若菜)から、まさかの一言が飛び出したシーン。家なし・金なし・仕事なしのシングルマザーだった和佳が、漁業者と漁協の意識を変えて水産業界全体を救う「ジャンヌダルク」になる! という、まさに「一発逆転」のストーリーだと再認識できる場面ではないだろうか。

「僕が入ったのは、あつしと、たかしと、ひろしのさんしです!」
「おっしゃあ。帰るど!」

最後は先週放送された第9話より、すねて出て行ってしまった片岡をみんなで呼び戻すシーン。元官僚のビジネスコーディネーター・波佐間成志(小西遼生)が先頭に立つ「さんし」にどうしても納得いかない永沢は、磯田高志(吹越満)や山中篤(梶原善)、山中たくみ(上村侑)の後押しも受けながら、無事、片岡を復帰させることに成功。やっといつもの「さんしメンバー」が勢ぞろいして、筆者もほっと胸をなでおろした。(とはいえ、絶体絶命のピンチに立たされている事は変わりないので、安心はできないのだが…)

いかがだっただろうか? 笑いあり、涙ありの「ファーストペンギン!」もいよいよ明日12月7日(水)で最終回。筆者も必ずリアタイで和佳たちのゴールを見届けようと思う。

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写真提供:(C)NTV

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