コーヒーの神様・粕谷哲さんが日本最大のコーヒーイベント『SCAJ』で、今年のコーヒー新常識を大紹介!

2025.11.27 11:30
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ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が11月22日に放送され、日本最大のコーヒーイベントに潜入した。

道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。コーヒーの神・粕谷哲さんの案内で、東京ビッグサイトで行われた日本最大のコーヒーイベント『SCAJ』に潜入した。来場者数はおよそ9万7千人。35の国と地域から500社が出店し、トレンドのコーヒー豆や、新型の焙煎機(ばいせんき)はもちろん、これからはやること間違いなしのコーヒー新常識を体験できる場所だ。

◆神が教えるコーヒー新常識2025その1…世界一高いコーヒー 『パナマゲイシャ』
エチオピアのゲシャ村から発見されたことからその名のついた高級種『ゲイシャ』。ゲイシャ種は特定の環境下でしか育たない品種であるうえ、病気に弱く1本の木から収穫できる量も少ないため、幻の品種ともいわれ、その中でもパナマでとれるゲイシャは世界最高級と評されている。

パナマゲイシャブースを訪れる粕谷さん

マグロの初競りを彷彿(ほうふつ)とさせる盛り上がりをみせるのが、パナマゲイシャの最高峰を決める『ベストオブ パナマ』という品評会。年々競り落とされる価格があがっており、昨年日本の『サザコーヒー』が落札した3000万円を大幅に超え、今年はドバイのコーヒー会社が9000万円で落札した。

粕谷さんが試飲をしてみると「甘さが最初にグッときて、余韻もすごいトロピカルですし、ちょっとストーンフルーツみたいな。桃っぽい、熟した桃の甘さが余韻としてずっと残る。朝一これ飲めたらもういいですよね」と感動した様子をみせた。

パナマゲイシャを試飲する粕谷さん

◆神が教えるコーヒー新常識2025その2…『日本でゲイシャを育てる時代?』
粕谷さんも苗木を買って育ててもらっているというヤチフォルニア農園公国。代表の柳沢昭次さんは、日本では珍しいコーヒー農園を2023年に始め、千葉県八千代市で面積およそ2万3000平方メートルの大きさの農園を営んでいる。また一株10万円で誰でも苗木の持ち主になれるオーナー制度を取り入れ、わずか2年半でオーナーはおよそ150人、苗木およそ2万本を管理するまでの規模に拡大したという。

ヤチフォルニア農園公国の柳沢さん

そんな柳沢さんは最高品種ゲイシャを日本で栽培しようとしている。「苗木をリビングで育てて5年後に家でゲイシャ飲めるかもしれないですよ。これを大人のゲイシャ遊びって言うんですよ」とジョークを飛ばす柳沢さんだった。

◆神が教えるコーヒー新常識2025その3…今知っておくべきキーワード『モクテル』
モクテルは『Mock』似せたという意味の言葉と『Cocktail』を組み合わせた造語で、直訳するとカクテルをまねたものとなる。ノンアルコールのため、運転手やお酒が苦手な人でも楽しめることから、海外ではさまざまな飲食店で提供され日本でもブームの兆しがきている。

モクテルを作ってもらう

作ってくれたのは、ライチ、ビターオレンジ、ソーダ、そしてエスプレッソを使ったモクテル。ディレクターも試飲させてもらうと、「めっちゃウマい!」と感動の声。「進んでる国はほとんどこのコーヒーカクテル、コーヒーモクテルが用意されていて、もう避けては通れないらしいです」と語る粕谷さん。

見た目もきれいなモクテル
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