コーヒーの神様・粕谷哲さんが日本最大のコーヒーイベント『SCAJ』で、今年のコーヒー新常識を大紹介!

2025.11.27 11:30
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続いて訪れたのは、昨年の放送でも、こだわりが強すぎると話題になったスケール会社『Acaia』。精度が高すぎるスケールメーカーだが、今年はどんな進化をしているのか?紹介してくれたのは、リリースしたばかりの0.001gまで量れるというスケール。最近は水をカスタムするバリスタも多く、市販の水やピュアウオーターなどに、マグネシウムや、カルシウム、重炭酸塩などをミリ単位で入れて作るケースもあるという。その場合は0.001gくらいまで量れないと、味が変わってしまう。

0.001gまで量れる『Acaia』の新作スケール

◆神が教えるコーヒー新常識2025その4…「どこでも簡単にエスプレッソ 電源不要の最新アナログエスプレッソマシン」
粕谷さんがまだ使ったことがないという手動のエスプレッソマシンのブースへ。海外だと電気が必要ないので、インドネシアの露店などで使われているという。通常のエスプレッソマシンは、ひいた粉を専用の器具に移し、味を均等にするタンピングを行う。その後、機械にセットしスイッチを入れるだけ。これは機械内部にあるポンプが、おいしいエスプレッソの抽出に理想とされる9気圧の圧力を作り出し、それをボイラーが温め、抽出している。

電源不要の手動エスプレッソマシンとは?

一方手動エスプレッソマシンは「これはもう、機械の9気圧をマンパワーでフルパワーで出してもらうっていう機械」だという。まずコーヒーの粉を専用のフィルターに入れ、味のバランスを均一にするタンピングと、ここまでの工程は電動式エスプレッソマシンと全く同じ。違いは直接お湯を投入し、自分の力だけで9気圧を目指し抽出すること。粕谷さんも体験させてもらうことに。

自らのパワーで9気圧を作り出す

「普通にマシンで淹(い)れたクオリティーと全然変わらないです」と粕谷さん。お値段は圧力計付きが税込み48,300 円で、圧力計なしが34,600円。「これ買います僕」と購入を決めた粕谷さん。

◆神が教えるコーヒー新常識2025その5…「世界チャンピオンがこぞって使う?スゴイコーヒー豆」
世界中のチャンピオンが使うという『ロハスビーンズ』。登場した時は、新しい味すぎて世界中で話題になったという。

世界中に衝撃を与えたロハスビーンズ

普段、私たちが目にするコーヒー豆は、コーヒーチェリーという果実の種の部分にあたる。そしてコーヒーに仕上げる過程では、一般的にこのコーヒーチェリーを一度だけ発酵させるか、発酵させないことがほとんど。しかしロハスビーンズは3回発酵させるのだという。コーヒーチェリーに存在する微生物を徹底的に調べ、コーヒーの発酵プロセスを3年間研究。その結果導き出した答えが3回発酵させる『マルチ発酵』製法だ。

香りを嗅いだだけですごい!と満面の笑みの粕谷さん

粕谷さんが試飲してみると「やっぱり唯一無二なんですよ。ここの作るコーヒーっていうのは。これは、やっぱ今までのコーヒーの作り方じゃ絶対に生まれない味わい。フルーティーとかよく言うじゃないですか。そこをはるかに飛び越えてフルーティー」と語る粕谷さん。コーヒーが大好きな番組ディレクターにもぜひ飲んでほしいと勧め、早速試飲してみると「飲んだ瞬間、周りがお花畑です」と一言。それを聞いた粕谷さんは「死んでるじゃないですか」とつっこみを入れた。

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写真提供:(C)日テレ

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