岡田准一「僕、燃えたいんですよね」 Netflixシリーズ『イクサガミ』想像を絶する体を張ったアクションとは?
岡田准一が主演・プロデューサー・アクションプランナーを務めるNetflixシリーズ『イクサガミ』の配信記念イベント「戦神祭 -始め-」が11月13日、浅草寺の特設ステージで開催された。作品の世界観を表現した幻想的な空間に、岡田をはじめ、藤﨑ゆみあ、清原果耶、東出昌大、染谷将太、 早乙女太一、遠藤雄弥、岡崎体育、吉岡里帆、二宮和也、玉木宏、伊藤英明ら豪華キャスト12名と藤井道人監督が集結し、配信開始の喜びを分かち合った。
Netflixが世界独占配信する『イクサガミ』は、今村翔吾の原作小説を映像化した超ド級バトルロワイアル作品。明治初期、木札を奪い合い殺し合う壮絶なゲーム「蠱毒(こどく)」に参加した侍たちの死闘を描く。Netflix日本上陸10周年を記念するビッグプロジェクトとして、オールスターキャストが集結し話題を呼んでいる。

イベントは、かがり火風の照明が揺れる中、二宮和也演じる謎の男・槐の声で「蠱毒」開始が宣言されるという劇中さながらの演出で幕を開けた。その瞬間、会場を縦横無尽に駆け巡るLIVE殺陣アクションが披露され、圧巻の演出に場内は大興奮の渦に包まれた。
岡田演じる嵯峨愁二郎の妻、志乃を演じた吉岡里帆は作品の見どころについて「え、この人ここで死んじゃうの?という豪華さがすごくて!何回も巻き戻して観ちゃうんです」とNetflix作品ならではの視聴方法で作品を楽しんだことを明かし、「(志乃は)愁二郎が蠱毒に参加するキッカケでもあるし、生きて帰るという理由になる役柄。そんな妻目線では、やっぱり愁二郎の覚醒シーンがかっこ良かったです!」と夫役を演じた岡田の姿を称賛した。

「現場で惚れた!あの人の”すごい”瞬間は?」という質問には、藤﨑が清原を指名。「うまくいかなかったシーンがあった時に、背中をさすってくれて…」と思い出し涙ぐむ場面も。そんな藤﨑に対し清原も「努力を重ねる姿をそばでみていて、一緒に走り続けられるように頑張ろうと思ってました」と返した。

清原演じる彩八と同じ境遇の祇園三助を演じた遠藤雄弥は「天龍寺のアクションシーンで、控え室でめちゃくちゃ姿勢よく座っている玉木さんの姿が印象的でした。どこからどうみても菊臣右京!」と玉木宏の役作りを絶賛。まさかの姿を暴露された玉木は蠱毒参加者の中でも異彩を放つ「公家の守護神」と呼ばれる太刀遣い・菊臣右京役。「そんなこと言われたら今も姿勢よくしなきゃ!(笑)」と冗談を交えつつ、「蠱毒に参加する人たちの中でも、一番正統派なキャラクターだと思います。(伊藤さん演じる)無骨との対比という意味も踏まえて、気品を大切にして演じていました」と役作りについても明かした。
岡崎体育は「岡田さんが撮影中にたくさん写真を撮ってくださるんです。実はキャスト発表時の僕の写真、みんなは場面写真なのに、僕だけ岡田さんが撮ってくれた写真なんです!」と驚きの秘話を披露した。

撮影の苦労について、アイヌの弓使い・カムイコチャを演じた染谷将太は「岡田さんが山に住んでいる達人を見つけてきてくださって、山で弓の特訓をしました」と語った。岡田も自身が燃えながらアクションを披露するシーンを挙げ、「僕、燃えたいんですよね、とスタッフに話したら“……”という反応で。伊藤さんにも燃えたくないですか?と僕から話したんです」と想像を絶する体を張ったアクションの裏側を告白した。

イベント締めには会場全体で、本作の中でも特に印象的な〈蠱毒〉開始の号令にならって「Netflixシリーズ イクサガミ…はじめえええええ!」と高らかに宣言し、大盛況のうちに幕を閉じた。
Netflixシリーズ『イクサガミ』独占配信中









