屋台で一番儲りそうなのはたこ焼き?綿あめ?それとも焼きそば?実際に屋台の店主に直撃して判明した圧倒的1位は?

9月15日放送の『月曜から夜ふかし』では、お祭りなどで見かける屋台に関する素朴な疑問を調査。それぞれのお店が抱える様々な事情が明らかになった。
わざわざ調べようとまでは思わないものの言われてみると気になる物事の真相を調査する『夜ふかし的自由研究』。今回取り上げたテーマは『屋台で働く人に聞いた“一番儲(もう)かると思う屋台”は何なのか!?』というもの。お祭りやイベントになると登場し、ちょっぴり高いと思ってもついつい買ってしまう屋台のあれこれ。その中で一番儲かっているものは何か、同じく屋台で働いている人ならわかるハズ、ということで、屋台で働いている方々に直撃してみた。
屋台グルメのド定番ともいえるたこ焼き屋さんに聞いてみたところ、働きに応じての人件費や利益という観点で考えると「冷やしキュウリとかが一番楽かな」という。「塩もみして割り箸差して“ハイどうぞ!”だよ?座りながらだってできる」と持論を述べた上で、「たこ焼きなんかこんな暑い中誰が食うんだよバカ野郎!」とうっかり愚痴も飛び出した。
ところがその冷やしキュウリを出している人に聞くと「毎年規制が厳しくなっている」という。というのも、食中毒が多発したため保健所も臨時の許可証などを出しづらくなったそう。ろいろと大変そうな冷やしキュウリ屋さんが言うには「一番原価率がイイ(低い) のはかき氷じゃないですか?」とのこと。「機械に氷入れりゃ終わり」というが果たしてどうなのか。
かき氷屋さんに聞くと「うーん、そんなことも無いんだよね」という。というのも、氷そのものの価格が高くなってしまったのだそう。現在、一箱約4500円するという氷も15年前は800円ぐらいだったそうで、5倍以上に跳ね上がってしまったのだ。そんなかき氷屋さんが考える一番儲かるお店は『綿あめ』。「砂糖は腐らない、袋も腐らない」と言われてみるとそうとも思える。さらに別の人に聞くと「(綿あめが)一番儲かるので、(お店を仕切っている)一番偉い方がやる」という説もあるそうだ。
ホントのことを聞くために綿あめ屋さんを直撃すると、確かに以前はそんな話もあったそうだが「30年前の話」だという。最近は人気が低迷しているうえに、綿あめを入れる袋も戦隊ものや仮面ライダーなど新しいものが出るたびに買いなおさなければならず、「余ったらただのゴミ」になってしまうという。そういう意味では長年続いているので「アンパンマンが一番いい。僕たち綿あめ業界のヒーロー!」と語った。