高尾山の名水で作る“神豆腐”にヒロミと孝太郎が舌鼓! ヒロミ「なめらかだしスゴいね!」と大絶賛

2025.9.6 12:00
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ヒロミの写真

ヒロミと小泉孝太郎の2人がMCを務める『オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます』が9月6日に放送。東京・高尾山の名水で作る神豆腐を堪能した。

道行く人に、その人にとっての神様のような人を聞き、実際に会いに行くこの番組。家を買って住みたい町ランキング2位に輝いたヒロミの故郷・八王子で神様探しをすることに。声をかけた八王子出身の親子の神は、『するさしのとうふ』。「濃さが違うんですよね、大豆の味の濃さが。お水がきれいだからおいしくなるんだと思うんですよ」と愛を語る親子。冷やっこなら3つ4つ余裕で食べられるという。

するさしのとうふ

そんなするさしのとうふを作っているお店に向かうため、やって来たのは東京都八王子市高尾駅。店があるという裏高尾エリアを目指し、山奥に向かってぐんぐん進んで行くと、するさしのとうふを販売する『峰尾豆腐店』へ到着。出迎えてくれたのは3代目店主の神・峰尾勝さん。

峰尾豆腐店3代目店主の神・峰尾勝さん

67年前に勝さんの祖父・辰吉さんが創業した峰尾豆腐店。店の所在地が元々『するさし』という地名だったことから豆腐にその名をとったのだという。豆腐は寄せ豆腐ともめん豆腐の2種類。そんな寄せ豆腐をスタジオのヒロミと孝太郎が早速試食した。

ヒロミと小泉孝太郎の写真
寄せ豆腐を早速試食するヒロミと孝太郎

まずは何もつけずに食べてみると「なめらかだしスゴいね!この香りというか」とヒロミ。さらに専用のタレをつけてみると「これもウマいな!」と大絶賛。孝太郎が「ヒロミさん、このタレかけてご飯の上にのせても」と提案すると、「いいね〜!」と満面の笑顔を見せるヒロミ。そんな神の寄せ豆腐はどのように作られているのか。午前3時半に再び店を訪れて、作業工程を見せてもらうことに。

豆腐作りに使用する大豆

神・勝さん以外にも両親、妻、妹と家族で豆腐作りを行っている峰尾豆腐店。豆腐の80%以上は水分でできていて、使う水によって豆腐の出来が大きく左右されるのだという。水は高尾山系の地下水を使用しており、高尾山周辺は水のきれいさや豊富さゆえになんと1600種類もの植物が確認される“奇跡の山”と称されている。

まろやかな軟水である地下水を機械に加えながら、水に一晩つけた大豆をすりつぶしていく。このときの水の分量によって豆腐の味が変わるのだという。寄せ豆腐は大豆感を濃く出すため、水の量を少なめにし、機械が絞り切れる限界の濃さで出していく。次にすりつぶしたものをボイラーの蒸気によって加熱殺菌し、ろ過装置でおからと豆乳に分離する。峰尾豆腐店では寄せ豆腐を作るときにできる国産大豆100%の豆乳も人気商品となっている。

水の分量によって豆腐の味が変わる

豆乳ににがりを加えて固めるが、ここで神・勝さんが一発勝負の神技を見せる。激しく揺らした豆乳ににがりを入れると、力強く1往復だけかき混ぜた。実は豆乳ににがりを混ぜると3秒ほどで固まり始めるため、1回で一気にかき混ぜて、豆乳全体ににがりを行き渡らせないといけない。かき混ぜられた豆乳はおよそ5分で完全に凝固する。国産100%の大豆と、高尾山系の水でできた『寄せ豆腐』が完成!

固まる前の1回勝負の神技

続いてはもめん豆腐の仕上げ工程に入っていく。豆乳が固まったものを箱に詰めていき、上から重しをのせると、箱に空いた穴から余分な水分が抜けて形作られていく。およそ20分後、水で冷やした後に切り分けていけばもめん豆腐の完成。豆腐作り歴60年以上の父・勝治さんが軽快な手捌(さば)きで切り分けていく。

長年の経験で、均等に切り分けていく父・勝治さん

最盛期の1960年代には5万軒以上あった豆腐店。しかし1970年代からスーパーマーケットで大量生産された安い豆腐が販売されるようになると、その数は減少していく。そんな中でも峰尾豆腐店は昔ながらの豆腐作りを大事にして、地元の常連客や高尾山のハイカーから人気を呼んでいた。

神・勝さんは大学卒業後にサラリーマンとして働き、全く豆腐作りは学んでいなかったが、父・勝治さんがくも膜下出血で倒れICU(集中治療室)で入院することに。お店を続けるため、豆腐作りの経験がなかった勝さんは失敗した豆腐を何度も畑に捨てながら試行錯誤を続け、この危機を乗り越えた。するさしのとうふのおいしさは口コミで広がり、扱いたいというお店が増える。そして八王子の豆腐といえば、『するさしのとうふ』と呼ばれるまでに。「今この時代で豆腐屋ができてるのは、おやじの頑張りなので」と語る神・勝さんだった。

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写真提供:(C)日テレ

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