比嘉愛未 「貯金20万円だけ握りしめ」上京…アルバイト先で出会ったご夫婦から学んだ俳優への決意

俳優の比嘉愛未が7月12日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY(アナザースカイ)』に出演。デビュー当時から比嘉をよく知る親友ご夫婦が暮らす中東のアラブ首長国連邦・ドバイを訪れ、自身を見つめ直した。
ドラマや映画などの作品作りが終了するたびに、国内外問わず旅行に出かけるという比嘉。海外であっても一人で行ってしまうという彼女が「通い詰める国」「大切な場所」として挙げたのがドバイだった。

比嘉にとって元々「トランジットで訪れる国」程度の認識でしかなかったドバイ。夏場になると気温が50度を超えることもあるという猛暑の国でもあるが、沖縄で生まれ育った比嘉にとっては「暑い方が好き」と余裕の表情だ。世界トップレベルの富裕国らしく、オイルマネーを求めて世界中から企業が進出していることもあり、ドバイの人口はその9割が外国人なのだという。実は比嘉がドバイに来るようになったきっかけも、ドバイに移住した日本人に会うためであった。 かつては「(人と話すよりも)動物と触れ合っている方が楽なタイプ」だったという比嘉は、動物に関わる仕事がしたいと夢見て農業高校へと進学。ほぼ時を同じくしてスカウトされ、高校に通いながらモデルとしても活動することになった。やがて俳優を目指すことを決意した比嘉は、家族の反対を押し切り「モデルで貯めた貯金20万円だけ握りしめて」上京。

そんな上京して間もない比嘉がアルバイト先で出会ったのが、料理人の坂上勝さんと、当時お店のマネジャーを務めており現在は勝さんの奥様になられたちあきさんだった。ご夫婦はやがて独立し、ドバイへと移住。日本料理店『いただく』を開店し、好評を博しているという。比嘉が2023年に初めてドバイを訪れたのも、最初はこの坂上さん夫婦に会うことが目的だった。