カンヌで6分間のスタンディングオベーション!吉沢亮「この作品は自分の集大成であり、代表作になってほしい」映画『国宝』ジャパンプレミア
2025.6.2 15:00
映画『国宝』のジャパンプレミアが5月30日、京都・東寺の国宝「金堂」をバックに開催され、吉沢亮、横浜流星ら豪華キャスト9名が登壇し、作品への思いを語った。
世界遺産である京都・東寺で行われたジャパンプレミア。吉沢亮、横浜流星、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、見上愛、田中泯、渡辺謙、李相日監督が登壇。
主演の吉沢亮は「ついに皆さんにこの映画を届けられる日が来ました。撮影の地でもある京都の世界遺産で、こんな素敵な空間で皆様にお届けできるというスペシャルな日を、すごく楽しみにしていました」とよろこびを語った。
横浜流星は「今日は不安定な天候で、自分が雨男なので不安ではありましたが、晴れ男・吉沢亮のおかげで晴れました!東寺という世界遺産で皆様にこの作品を届けられることを幸せに思います」と笑顔であいさつした。
高畑充希は「このような、なかなか無い場所での舞台あいさつに参加できることはとてもうれしく思いますし、撮影でもお世話になり、個人的にも大好きでよく来る京都の地にまた来ることができて、とてもうれしく思います」と語った。

寺島しのぶは「私たちが渾身の思いで作ったこの素敵な映画を、皆様の前でいち早く観ていただけるのをとてもうれしく思っています。どうぞお楽しみください」と期待を高めた。
森七菜は「今日はなぜか少し声がかれているのですが、みなさまにも楽しんで帰っていただけると…」とかすれ声であいさつすると、渡辺謙が「聞こえましたか?」とすかさずフォローする場面も。
見上愛は「このような特別な場所で皆様と特別な時間を共有できることをうれしく思います。今日は一日楽しんでいってください」と丁寧に述べた。

田中泯は「自分が万菊をやっていたのがいまだに信じられないです。ぜひ克明に映画を観て、みなさん知る限りの人たちにこの映画のことを話してあげてください。そのくらい僕たちはみんなで魂をこめて作った映画です」と強調した。

渡辺謙は「先ほどこの扉が開く前、我々は仏様に背中を押されて出てきました。本当に不安な天気予報でしたので、みなさんにお集まりいただけて、映画もきちんと上映できることをうれしく思っていますし、この風景の中に立っていることを奇跡だと感じています。この映画もそういう奇跡に支えられてできた映画です。上映時間がちょっと長いので(笑)、上映前に準備をして、最後まで見届けていただけたらと思います」とユーモアを交えた。

李相日監督は「みなさま、曇りを吹き飛ばしていただき、ありがとうございます。ちょっと長いですが、全く感じないと思います。この映画は関西圏をベースに撮影しております。我々も京都の地に生活をしながら撮影をしていました。今日はそういった縁のある場所で、お披露目ができる。この地ではたくさんの方にご協力・ご助力いただけたおかげで映画が完成できたので、その方々含めて感謝の気持ちをお伝えできてうれしく思っています」と感謝の意を表した。