【最終話】小説家(波瑠)が確執を抱えた父と再会…バディの主婦(麻生久美子)とともに見出した自分らしい生き方にSNS「また会いたくなる」『月夜行路 -答えは名作の中に-』

2026.6.12 19:30

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“野宮ルナ”としての姿を初めて目にした英介だったが、その態度はやわらかく、ルナに向けて「ごはんはちゃんと食べているのか?」と声をかける。戸籍の情報から我が子の現在を知っていた英介に、ルナはパソコンに残されていた感想を読んだことを伝え、「辛辣(しんらつ)すぎて、めまいがしました。でも、俄然(がぜん)やる気が出ました」と一言。そのうえで、自身への思いがどうであれ、この世界にいてほしいと正直な思いを告げる。

すると英介は、ルナに対しその名前の由来を尋ねる。ルナは、幼い頃に英介からプレゼントされ大切にしてきたアンデルセンの短編『絵のない絵本』に登場する、主人公の人生を導く“月”をイメージし、「誰かの暗い道を照らせる存在になりたい」との願いを込めたのだと明かした。それを聞き、英介は「いい名前だ」と微笑んだ。英介の言葉に「私も、この世界にいてもいいですか?」と涙ぐむルナを英介は笑顔で受け入れた。

波瑠と石橋凌の写真

こうして、父と心からの再会を果たすこととなったルナは、大きな決断を下す。それは“野宮ルナ”の名前で、新作『月夜行路』を出版することだった。それまで素性を隠し、執筆活動を続けてきたルナだったが、まるで父親との和解を経て『暗夜行路』というタイトルを生み出した志賀直哉のように、ルナも英介との確執を乗り越え、自分らしい生き方の道標となるような作品を、ありのままの姿で世に送り出した。

最後にルナは、自身の葛藤や悩みに寄り添い続けてくれた涼子に感謝の言葉を伝える。それぞれのこれからの生き方を見出した2人は、これからも文学の力で事件を解決し続ける予感を残すのだった。

麻生久美子、田中直樹らの写真

親子の互いを思う気持ちと、それを確かめ合うやり取りを受け、SNS上では「良い最終回だった」との反応が見られたほか、物語を通し、互いの存在に影響を受けながらそれぞれの過去に向き合い、自分らしい生き方にたどり着いたルナと涼子に「また会いたくなるコンビ」との声が集まっていた。

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波瑠と渋川清彦の写真

【あらすじ】
開店前のマーキームーンで⼩説『⽉夜⾏路』を読みふける、元刑事・⼩湊(渋川清彦)。そこに、涼⼦(⿇⽣久美⼦)の息⼦・篤史(平⽥光寛)が来店。遠慮がちにルナ(波瑠)と涼⼦のことを尋ねる篤史に、何かを感じ取った⼩湊。後からやってきた⽥村(栁俊太郎)も交えた会話を通じて、⺟に対する篤史の複雑な気持ちは少しずつほどかれていく――。やがて、⼩湊が勧めた“とある本”をきっかけに、物語は思わぬ展開に――!? そして、その⼀部始終をマーキームーンの外からそっと優しく⾒守るルナの姿が…。

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写真提供:(C)日テレ
文:entax編集部

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