失踪した文学オタク(波瑠)の正体…彼女を追う主婦(麻生久美子)が気づいた“本心”にSNS「こんなにも切ないとは」と涙『月夜行路 -答えは名作の中に-』第5話
5月6日に日本テレビ系水曜ドラマ『月夜行路 -答えは名作の中に-』の第5話が放送された。
(※以下ネタバレを含みます)
学生時代の恋人・カズトを探し、バーのママ・野宮ルナ(波瑠)と大阪を巡った専業主婦・沢辻涼子(麻生久美子)の旅は、カズトの病死という23年前の真実によって終わりを迎える。
涼子は、しばらく留守にしていた家族のもとへ戻る準備をしていたが、ここで行先を告げていないはずの夫・菊雄(田中直樹)が姿を見せる。菊雄はルナの連絡を受け、涼子を迎えにきたのだった。
思わぬつながりに驚く涼子に、ルナは自身の正体が“重原壮助”というペンネームの作家であり、出版社に勤める菊雄はその担当編集者であることを明かす。それまで涼子は菊雄の浮気を疑っていたが、ルナは菊雄がしばしば執筆活動の相談に乗ってくれていたことを伝え、素性を隠し涼子を旅に誘ったことを詫びた。

今回の旅を通して、その内容をモチーフにした小説を書き上げたルナ。涼子も、23年前の思いに区切りをつけることができただけでなく、菊雄の愛情を知ることができた。そしてルナの小説を通し、妻の過去を知ることになった菊雄は、そのすべてを受け止めた。
こうして穏やかに締めくくられたかに思えた今回の旅だったが、すぐに事件が起こる。なんとルナが1度東京に戻ったものの、周囲に何も言わず失踪してしまったのだ。ルナの同級生で、大阪旅行中に事件の捜査で交流があった刑事の田村徹矢(栁俊太郎)によれば、ルナが大阪を離れる直前に「涼子さんには、もう会わないと思う」と口にしたという。思いがけない言葉に、「ママにとって私は、その程度の存在だったってことだね…」と肩を落とす涼子だったが、一方でルナは涼子のことを周囲に“私の夢”とも語っていたことも聞かされる。

そんなルナの言葉を胸に留めた涼子は、その夜菊雄とのやり取りやルナの小説の原稿から、ルナが菊雄に密かな思いを寄せていることを知る。トランスジェンダーとして生きるルナを長らく支え、ルナが大きな決断をする前から常にその人生を見守ってきた菊雄。“このまま東京に戻っても、また同じことの繰り返し”そうつづられた一説からは、常に味方でいてくれた菊雄と何らかの関係になることは望まないものの、やりきれないルナの本心がこもっていた。

