“料亭の味”が巨大プレートに!そしてまさかの激安 「おなかいっぱい食べてもらいたい」理由にヒロミが感動する『オモウマい店』

4月14日放送の『ヒューマングルメンタリー オモウマい店』は、和歌山県岩出市(いわでし)の『お食事処 十八番屋(おはこや)』を紹介。大きなプレート2枚で提供されるランチやディナーにスタジオが盛り上がった。

まず目に留まったのは、常連の女性客が「料亭っていうか割烹(かっぽう)の味。そこらの料理人とちゃう」と絶賛する『スペシャル定食』(1,200円 ※限定15食 昼のみ)。全て手作りの9種類の小鉢と、唐揚げ3個、ごはん、ミニうどんなどがセットで、この値段だ。小鉢は自家製鶏ハム、大根のみそあえ、刺身3種、紅白なます、だし巻きたまご、高野豆腐とカボチャの煮物、煮豆、ホウレン草のおひたし、ひじきの9品。手の込んだものばかりだ。

腕をふるうのは料理長の甚田巳津次(じんた・みつじ)さん(63)。以前は割烹料理店で働いていたそうだが、洋食も手がける。鶏モモ肉1枚370gを使った『チキンかつ定食』(900円 ※昼のみ)も巨大なカツのプレートと、ごはん、小鉢3品、ミニうどんが乗ったプレートの2枚で運ばれる。3人客や4人客だとテーブルがすぐに手ぜまに。ボリュームもたっぷりで、写真では見えないがカツの下には焼きそばが敷いてある。ごはん、うどん、焼きそばのトリプル炭水化物でおなかいっぱいに。

『チキンかつ定食』(900円 ※昼のみ)

お肉230gの『ハンバーグ定食』(1,200円 ※夜のみ)も、ごはん、うどん、焼きそば付きのメニュー。ここで番組スタッフがハンバークの大きさにツッコミを入れる。「230gは結構大きいんじゃないですか?」と聞くと、「ないないない」と否定するのは店主の成川志奈さん(52)。「1人前、平均150gですよ」とスタッフが指摘すると、「おなかいっぱいになれへんかったら意味がないじゃないですか」と店主。スタッフが「なるんじゃないですか?」と食い下がっても、「ならないと思います」とキッパリ。

『ハンバーグ定食』(1,200円 ※夜のみ)

『刺身定食』(1,200円 ※夜のみ)

ボリュームだけでなく、産地にもこだわるのは料理長。『刺身定食』(1,200円 ※夜のみ)の魚は、ほとんどが和歌山県産の天然物。「養殖物は使いたくない」と料理長。「決まったところで泳いでるやつと、大海原でグワーっと泳いでるやつは身のしまりが違う」とのこと。この日の刺身はスズキ、ツバス(ブリの幼魚)、バーナーで皮目を香ばしくあぶったマダイ。さらにガンゾウビラメにはエンガワも添え、ビンチョウマグロ、サーモン、赤エビ1尾と、合計20切れを超える豪華さ。

お客さんを「おなかいっぱい」にしたい理由を店主が話してくれた。店主の夫が36歳の時に心臓病で急死。現在21歳の二男は当時9歳だったが、父の死を受け入れられず、ごはんが食べられない状態になってしまったそうだ。最初は点滴で栄養を摂取するなどしながら、少しずつ食事をとれるようになっていった二男。ある時、ごはんを全部食べることができ、一言こう言ったという。「おなかいっぱい」。

「その言葉がすごいうれしくて」と店主。それ以降、「食べられることは幸せなこと」と思い、店を営んでいるという。悲しい過去と、食に対する店主の思いに、ヒロミは「すごいね」と心打たれた様子だった。

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写真提供:(C)中京テレビ
文:entax編集部