部下や後輩を叱れない人が急増…高橋みなみ「女性グループって面と向かって“ちゃんとやれよ”って言ったら…」 20歳でAKB48総監督になった高橋の悩みとは
4月7日放送の『上田と女がDEEPに吠える夜』のテーマは“上手な叱り方”。出演者たちが“叱り方”で気をつけていることをDEEPに語り合った。
近年、ハラスメントに対する意識の高まりや、若手に辞められることを恐れるあまり、部下や後輩を叱れない人が非常に多い。あるアンケート調査では、“部下を叱った経験がない”と答えた上司が6割を超えるという結果も(Job総研調べ「2023年 上司と部下の意識調査」)。
実際、街の女性からは、「令和になってから叱り方が難しくなりましたね。言葉も選ばないといけないし、態度もそうだし。録音とか映像とか撮られているかもしれないっていうのが日常茶飯事であるので」といった葛藤や、「叱られると心が折れちゃう感じの子が多い」「すぐ辞めちゃったりするのであまり怒ったりはしない」という切実な声も聞かれた。
スタジオでは、MCの上田晋也が『timelesz project -AUDITION-』を引き合いに、timeleszの菊池風磨に対し、「言わなきゃいけない立場でしょ?」と質問。すると菊池は、「オーディションのときはガムシャラだったので。それまでは後輩とかにも怒ったことないですね」と思い返し、その真意について「後輩に嫌われたくないんで」と打ち明けると、上田は「それもあるわな」と納得の様子。
そして、会社に部下がいるという若槻千夏も、叱り方で気をつけていることを聞かれると、「常に録音されてると思って生きてます」ときっぱり。その理由について、「私の言い方って、ちょっとキツく聞こえるときがあるんですよ、この口調で」と切り出し、“なんで持ってこなかったの?”という強い言い方と捉えられてしまいそうなときには、“持ってきた方がいいかもね”と柔らかい言い方に変換していることを明かした。

そしてこの日は、人材育成コンサルタントの齋藤直美さんも同席。上田が「年々、“叱るってことが難しくなってるな”って感じはしますね」と意見を求めると、齋藤さんは「この10年の中で、パワハラを防止する法律が施行されたり。コロナ禍を経て、人との距離というのが“叱る”ってことを難しくさせているっていうふうに感じています」と考えを口にし、一同納得。
そんな中、上田が高橋みなみに対し、「AKB48のリーダーでさ、そんなに常識もないまま芸能界に入ってきた子とかも、ずいぶん年下でいたりしたでしょ?」と質問すると、高橋は「16歳から22~23人のチームのキャプテンをやり、20歳からAKB48総監督みたいな立場を経ていまして」と、まさにAKB48で上司的立場だったことを回顧。
続けて、「私が16歳のときに、同じチームに22歳くらいのお姉さんがいたりするんですね」と思い返した高橋は、「男性グループのイメージって、真正面から“ちゃんとやれよ”って言っても、ぶつかったあと、最後は肩組んで“頑張ろうな”っていけるイメージあるんですけど。女性グループって面と向かって“ちゃんとやれよ”って言ったら、二度とないんですよ、もう」と男女グループを比較。

さらに、下手に叱ると、心を閉ざされてしまうため、「二度と修復はできない状況があるので、そうならないためにどういうふうにコミュニケーションとって言うか」と、上手に叱ることの難しさを吐露した高橋。
そこで上田が「男性同士だとぶつかっても、“昨日のことはチャラにして”とか?」と尋ねると、菊池は「AKB48のみなさんみたいに人数多くないんで。8人しかいないから、どっちにしても毎日顔合わせますし」とtimeleszの実情を明かした。続けて、「だから面と向かって言っても、肩組めばなんとかなりますけど」と高橋の意見に賛同。
しかし、「僕が直接言うときと、“これは俺じゃないな”ってときは、マネージャーに言ったりします、僕」と状況によって叱る人を変えていることを打ち明けた菊池は、「マネージャーからマネジメントの声として、人を通して本人に言うのとっていうのをスゴい考えてます。バランスは」と考えを口にし、上田は「大事な要素」と反応した。
すると高橋は、菊池の“後輩に嫌われたくない”という発言を引き合いに、「私そのモードに入ってしまったときがあって」と振り返り、“嫌われたくない。どうしよう”と悩んでいたとき、「秋元先生から突然 LINE 来たことあるんですよ。“たかみな、嫌われる勇気を持ちなさい”っていう」と、ここぞというタイミングで秋元康から背中を押されたことを回顧。

そんな高橋は、「結局、その子に“こういうこと言えば良くなる”ってわかっているのに、言わないということを選んだら、それは本当に罪深いこと」と秋元からの学びを口にし、「だから、どれだけ言って嫌われたとしても、将来的に“あの人、自分のこと思って言ってくれたんだ”って答え合わせをしてくれればいいので。とにかくここは、当たって砕けろじゃないですけど、“言おう”と思って。そのときに決めたんで」と心境の変化があったことを吐露。“上手な叱り方”を学ぶ夜となった。
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文:entax編集部