男性中心だった報道の世界…安藤優子「“なんで女性がニュースなんかやるんだよ”って言われて…」 女性のキャリアを阻む見えない壁“ガラスの天井”を語る

2026.3.11 10:15

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しかし、仕事のノウハウがわかるようになった頃、「ある時、湾岸戦争の取材に行った時に、帰ってきたら“記者会見してよ”って言われたんですよ」と指示された安藤が、その理由について尋ねると、“日本人の女性で最前線行ったのはあなた1人だから”と説明されたという。

3月10日放送の『上田と女がDEEPに吠える夜』スタジオGS

納得のいかなかった安藤は、「戦争の最前線なんて、男性記者も女性記者もないわけですよ」と切り出し、「みんな同じことやって、同じ危険を背負ってるわけじゃないですか。海外の女性記者いっぱいいるんですよ。裸足で短パン履いて、取材してる人なんていっぱいいるし」と現地の実情を回顧。

結果的に、「“私が取材したこと”じゃないんですよ。“女が取材した”っていう、その“女”の部分だけを取り出して評価に結びつけるっていう」と葛藤を口にした安藤は、「結局はやったことが評価されてないっていうまんま。そういうものの繰り返しでしたね」と、女性の社会進出の厳しさを語った。

そして、クリエイティブディレクターの辻愛沙子も、「私も普段の仕事の中で、“女性だから”とか、大きな主語を背負わされたりとか、“それで評価をされてるな”って感じると、自分の実績じゃないように感じてしまうことってやっぱりあって」と、“女性だから”の評価に対する本音を吐露。

辻愛沙子の写真

実際、“女性ならではのアイデアをお願いします”と依頼されると、“女性みんなかはわからないですけど、私としていいと思うものは提案するように頑張ります”と返すという辻に対し、上田は「“男性ならではの視点で”って言われることはないもんね」と納得の声を上げた。

さらに、「“女性起業家”って言われますけど、“男性起業家”って言われないので」と違和感を口にした辻は、「それって“自分自身のこと見てもらえてるのかな?”、不安になっちゃうこととかはあったりしますね」と胸の内を明かした。

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