『ホタルノヒカリ』原作者の漫画家・ひうらさとる先生「歴史がある温泉地に住む意味があると思って」兵庫県・城崎温泉にある自宅の、リノベ前の姿とは

2026.2.27 10:45

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さらに調査を続けると、リビングには謎の柱が2本残されているのが目に入った。リノベ前の写真を見ると、柱と壁の間は極細の廊下だったことがわかる。そして、リビングの小上がり周辺が、“温泉街ならではのとある施設”だった頃の名残が1番残っているという。

リビングの小上がりスペース

そして、ついにこの家のミステリーである“元々は何の施設だったのか?”という答えが明らかに。実は、城崎温泉に芸妓(げいこ)がいた頃に、芸妓が踊りの練習をしたり待機したりする目的で使われた『芸妓検番』という施設だったのだ。リノベ前の写真には緞帳(どんちょう)も写っており、三味線なども置いてあった。また、極細の廊下は芸妓の通路で、リビングの小上がりは芸妓の舞台だった。

リノベ前のLDK (C)城崎国際アートセンター/撮影 igaki photo studio

日本屈指の温泉街である城崎温泉では、宴会を盛り上げる芸妓は温泉文化の象徴だった。しかし、芸妓文化は2000年代初頭までに、城崎温泉からほとんど姿を消してしまった。「芸者さんにゆかりがある場所なので、歴史がある温泉地に住む意味があると思って。すごく楽しく暮らしてます」とひうら先生。

ひうら先生の仕事部屋

また、3階にあるひうら先生の仕事部屋に気になる四角が。壁に取り付けられたスイッチを押すと木製のリフトが移動し、2人は「給食のやつや!小学校の」と興奮。これは手作りのダムウェーター風リフトで、1階から3階に荷物を運ぶために使用されている。

荷物の運搬に使用されているダムウェーター風リフト

子どもの頃から漫画が大好きだったひうら先生は、高校生で漫画家デビュー。『ホタルノヒカリ』がヒットしたことで“干物女”という言葉は社会現象になった。ゆいPが「だいぶ(生活が)ガラッと変わりましたか?」と尋ねると、ひうら先生は「お祭りみたいに楽しもうかな、と思って、六本木の芸能人が住んでそうなマンションを借りました」と言って、当時の暮らしぶりを明かした。

見取り図(盛山晋太郎・リリー)の写真

さらに、ひうら先生からは、見取り図の2人を描いた色紙のプレゼントも。2人は顔の横に掲げて「めっちゃ美化してもらってる!」「うれしいわ、これ」と言うと、スタジオは笑いに包まれた。

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写真提供:(C)ytv
文:entax編集部

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