高嶋ちさ子が家族会議で涙…姉・未知子さんを「グループホーム入れるまでは死ねない」91歳父の思いとは

それでも弘之さんが「未知子をとにかくグループホームに入れるまでは死ねないと思ってる」と強い思いを繰り返すと、未知子さんは「なんでそんなこと言うの？」と戸惑いを見せた。高嶋が「（施設に）入れたら死んじゃうんだよ、お父さんがボケて」と言うと、太郎さんが「でもね、一緒にいても死んじゃう」と辛口のツッコミを入れる。未知子さんは「嫌だよ、私だって。やめてほしい」と、父への思いをにじませた。

さらに、父・弘之さんは、自分の今後についても考えているようで、「俺の葬式の手配、太郎連れてってやっとこうかなと思うんだよ」と、自分の葬儀の手配も生前にやるつもりだと告白。「それやっとくとね、楽だと思うんだよ、2人がね。死んだ時なんにもしなくていいんだから」という父に、「へ～」と、涙をこらえて相槌を打つ高嶋。しかし太郎さんが「そいで、お金も払っといたらさ、ポイントも貯まるって」というと、「どうしてバカなこと言うかな、ほんとに」と大笑い。

その後も弘之さんは、「未知子をとにかくグループホームに入れるまでは、死ねないと思っている」と、繰り返し強い思いを口にする。最終的に話し合いは、新しい施設ができるまでは現状のまま暮らす、という結論に落ち着いた。

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写真提供：（C）日テレ