「照明や間取りが変化する仕組みも研究中です」住人の動きを学習して変化する人工知能を搭載した超最新ハウスの実態を調査

2025.12.5 11:45
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ロッチの写真

12月4日放送の『見取り図の間取り図ミステリー』では、人工知能が搭載された最新の家をお笑いコンビ・ロッチ(コカドケンタロウ・中岡創一)の2人が調査した。

2人が訪れたのは、韓国・ソウルにある真っ白の壁に囲まれた一軒家だ。入り口と思われる場所のボタンをおそるおそる押すと、壁が開き、中から家主で設計者のハ・テソクさん(55)が現れた。

ハさんがスマホを操作すると、モーター音がして壁がブラインド状に開き、家の全体が露わになった。見たことにない光景に呆然(ぼうぜん)とする2人。ハさんは「今はスマホで操作していますが、この家には人工知能が搭載されていて、住人の動きに合わせて家自体が壁の開け閉めを判断できるようになることを目指しています」と仕組みについて説明した。

コカドが「家に今、覚えてもらっているっていうことですか?」と尋ねると、ハさんは「今は住んでいる人の動きを学習している最中なんです」と研究途上であることを明かした。

約250平米、3階建ての7LLDKSSという贅沢(ぜいたく)な間取りのこの家には、それぞれの部屋に住人の動きを学習するシステムがあり、2階のリビングは人工知能の働きで変化するようになっているという。

まず、2人はガレージを通って庭へ。続いて家の中に入ると、家の内装も全て白で統一されていた。ここで、ハさんは「ここはリビングなんですが、どこで家族の生活データを収集しているかわかりますか?」と2人に質問した。

部屋を見渡した2人は、天井の隅にセンサーを発見。このセンサーは、この空間で、いつ誰がいるかの記録をとっているそうで、中岡が「この先、みんなここにご飯を食べるのに、夜8時にだいたいこの家族が食べるぞってなったら、夏場だとクーラーで涼しくしてくれるとか?」と尋ねると、ハさんは「それが可能になる予定です」と答えた。さらに「照明や間取りが変化する仕組みも研究中なんです」と付け加えると、中岡は「へー!すご!」と驚いた。

2階に上がった先の2つ目のリビングも、白を基調としたシンプルでモダンな空間だ。この部屋の照明は32パターンの中で変えることができるようになっている。また、この部屋も同様にセンサーがあり、「人工知能が7年間で学習した成果として、朝起きた時に自動で外の壁が開いて照明がつくようになりました」とハさん。さらに、この部屋には大きなスクリーンも設置されているため、家で映画館気分を味わうこともできる。

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