建設会社社長がもみ消した“現場”の記録…レインボー演じる国税局若手調査官が所得隠しを暴き立てた、とある紙切れの正体とは
お笑いコンビ・レインボーのジャンボたかおと池田直人が、12月4日放送の『THE突破ファイル』の再現ドラマに出演。悪質な脱税を取り締まる国税局の若手調査官を演じ、建設会社社長が隠した仕事の記録を、とある手段で立証した。
悪質な税逃れを暴き、取り締まる国税局資料調査課、通称“リョウチョウ”の調査官である実方(ジャンボたかお)と池田は、とある建設会社の帳簿について、売上に対し経費が多すぎるという違和感を抱く。
会社のホームページに掲載された笑顔を見せる社長・田沼の写真に、池田は「優しそうな人っぽい」と口にするも、実方は「写真じゃ本性はわからない」と返すと、早速調査のため池田と外出した。
ところが実方が向かったのは、建設会社ではなくとある定食屋。実方は、その店内で客として食事をとっている男性たちが着ている作業服に、目をつけた建設会社のロゴが入っていることを確認すると、彼らの会話をこっそりと盗み聞き。その内容から、建設会社が関東各所で工事を請け負っていることと、時には作業員たちに日払いで給料を渡していることが明らかとなった。
さらに社長・田沼への身辺調査の結果、報告されている田沼の役員報酬には見合わない、羽振りの良い生活ぶりが明らかに。これらの内容を踏まえ、田沼が日払いの現場を売上として計上せず、約3億円の所得を隠匿した疑いを持った実方ら“リョウチョウ”は、ついに建設会社に乗り込み、税務調査をおこなうこととなった。
突然現れた実方らに驚くも、すぐに調査を快諾した田沼。「何か必要なものがあればおっしゃってください」と笑顔で協力的な態度を示す。そして、「探られて困るようなことは何もありません」という田沼の言葉通り、オフィスや田沼の自宅から、所得隠しの証拠となる隠し口座に関する記録は見つからず、調査は難航する。
刻一刻と時間は流れ、長引く調査に次第に不満を口にする田沼。証拠隠滅を防ぐため、何としても今日中に手がかりを見つけたい実方は、隠し口座以外のアプローチで、現場を隠ぺいしたことを立証する手段を模索。そして、追い詰められたなかでとある記録を使った解決策を見出すと、田沼に対し「不正に貯めた黒い金、正しく納めていただきます!」と叫ぶのだった。











