フライト中に呼吸が止まった少女を救え!機長の風間俊介、CA生見愛瑠と医師・高橋ユウの諦めない連携プレーが生んだ突破劇とは
タレントの生見愛瑠と俳優の高橋ユウ、風間俊介が、11月27日放送『THE突破ファイル』2時間SPの再現VTRに出演。フライト中の飛行機で意識不明となった少女のため、CA、医師、機長というそれぞれの立場で、決死の救出劇を繰り広げた。
敏腕CAとして国際線のフライトに勤務する生見は、この日も風間が機長を務める便でロサンゼルス国際空港へ。その機内には、かつて生見がともに乗客のハプニングに対処した医師の高橋も乗り合わせており、生見と高橋は感動的な再会を果たす。
ところがそのフライト中、乱気流の影響を受け大きく揺れる機内で、突如2歳の少女が体調不良を訴える事態が発生。うなだれる少女を見た高橋は、その浅い呼吸から少女が急性気管支炎の一種である“喘息増悪(ぜんそくぞうあく)”を発症していると診断。乳幼児や幼児がかかりやすい症状だそうで、すぐに処置しなければ気道が塞がり5分で心肺停止に至るおそれもあるという。
母親によれば、少女はこれまでに喘息を発症したことがないというが、高橋は「機内の乾燥や極度の緊張状態でも喘息の発作が突然起きる場合があります」と説明すると、少女を床に寝かせ処置を開始。機内に用意されている点滴を準備し、生見も喘息薬を持っている乗客がいないか探し回った。
ところが、乗客の持っていた喘息薬は成人用で、幼児にそのまま投与すると心拍数の上昇による心停止の危険性があるという。高橋らが手をこまねく中、その容体が悪化の一途を辿(たど)っていた少女は、ついに気道閉鎖を発症し、5分以内に回復しなければ最悪の事態に陥る可能性もある状態に。
すると機内で発生した一連の事態を把握した風間は、喘息の症状に気圧の低さが影響していると考え、現在航行している上空1万メートルから、3000メートルまで大きく高度を下げることを提案。副操縦士は高度を下げることによる風の影響や燃料消耗のリスクを訴えるが、「分かってる!でもこのままじゃ、助けられない!今やるべきことをやるんだ!」と緊急降下を決断した。
しかし風間の卓越した技術により、無事に高度を下げることに成功したものの、依然として少女の容体は回復せず、残るは成人用の喘息薬を投与する手段のみに。その時、薬を薄める方法を考えていた生見は、キャビンの中にあった道具に思いを巡らせ、『絶対に助けたい!』という思いで、とある方法を思いつくのだった。











