お笑いエリートの栄光と挫折…ナイチンゲールダンス・中野なかるてぃんが金髪にした裏側と黒髪復帰を決断?

養成所を卒業してプロ初のライブ『よしもとゴールデンアワー』では、「今年のNSC東京のNo.1」と持ち上げられたものの、中野いわく、「北半球で一番スベッちゃって」という状態。「シロクマとかより全然終わってた」と振り返ると、出演者たちが大口を開けて笑った。
とはいえ、事務所から推されていることには違いない。中野が「ロケットスタートだ!」と捉えた一方、ヤスはわかりやすく調子に乗ってしまったのだとか。ヤスは、デビュー間もない身にもかかわらず、「俺はプライベートと仕事を分ける!」と言ってスマートフォンを2台契約してきた。この行動に、スタジオは「なんなんそれ」と大盛り上がり。大悟も、「ヤスはいいよね」「最近ではいないぐらいイタいよね」と冗談を飛ばした。
また、首席の看板もあり、2人はデビュー当時からたまにテレビに出ることができたのだが、当初は全くうまくいかなかったそうだ。経験値はないが出番はもらえている状態で、手っ取り早い笑いとして、つい悪口に走ってしまったのだという。
当時の立ち回りは、悪口を言うことにより、“今日嫌われてもなにか残す”というスタイルになってしまい、次第にテレビからフェードアウトしてしまった。それでも、「テレビで一瞬で売れる」と決めていた2人は、周りがこぞって出場するM-1グランプリに3年ほど出ないことがあったそうだ。当然、周囲としてはコンビでそう決めたのだと捉えるが、実際には中野はとても出たがっていた。

これを聞いた大悟は、「授業だってメチャクチャ出たかったしな?」と中野に話を振ると、中野は、「出られるものは全て出たい」と率直に回答し、結局M-1グランプリに出ることになった際、心機一転で髪を染めたと明かした。これが今回の領収書のいきさつだ。
いざM-1グランプリに出てみると、準々決勝まではすぐに進出できた。ヤスが「こっちで良かったんだな」と振り返ると、大悟は「(出場を)辞めてる3年のときにやってたら、もしかしたらもう、1回(決勝)出てるかもしれんもんな」と発言。すると、ヤスはかぶせるように「なんでそんなこと言うんですか?」「そんなん言うのなしでしょ」と眉根を寄せ、笑いを取った。

ここで、大悟は中野とヤスを分析。考え方は基本的にヤスの方がカッコイイが、これまでの話の流れから察するに、ヤスは結局「間違ってた」と言って中野側に寄ってくるパターンが続いている。ということは、ヤスより中野がコンビの舵(かじ)を取る方がうまくいくのでは…?
しかし、実際にコンビの方針を決める会議をすると、中野が「すごいこと言ってる。ヤスさんは」とカリスマを見るような目をしてくれるのだとか。それでヤスは気持ちよくなり、コンビはついヤス側の考えで進んでしまうのだそうだ。
ちなみに、中野が金髪にしたのも、自分の意思というよりヤスの意向だった。これを知った大悟は、「なかるてぃんって、こういうところ(髪の毛)に意識を持ってなさそうな人間やねんな」「“髪の毛のこととか気にしてるんや”というのがいらんような気がすんねんな」と語った。それを聞く中野の顔は、案の定カリスマを見るような目。大悟は「(ヤスが言うとおり)気持ちいい」「ワシこいつと行ったら久しぶりに朝まで飲んでしまうかも」と笑顔になった。
最終的に、大悟は領収書を“差戻”!中野は「黒(髪)にしてくるんで、それ(そのお金)ください!」とオチをつけた。
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