狂乱のDV妻・凪子（山崎紘菜）が錯乱…誰かが命を落とす衝撃の結末に井桁弘恵主演『そこから先は地獄』第7話

莉沙は凪子の異常性を指摘し、「涼を解放してあげて」と声を荒らげる。それに続いて奏子もジム以外の凪子の監視下にない場所で涼と不貞関係を持ったことを明かす。

平常心を保てなくなった凪子は、涙を浮かべながら涼の胸ぐらをつかみ、莉沙への好意を問い詰める。これに対し涼が「わからない。ただ、（莉沙が）泣いたり、怒ったりするのを見て、これが普通の当たり前の感情なんだなと思った」と、つぶやくと凪子は発狂。

涼の首を絞める凪子を反射的に涼も殴打してしまう。凪子は、かんざし片手に莉沙の手を抑え、涙を流しながら涼に「“戻る”って言いなさいよ！じゃなきゃ突き刺す」と夫婦関係を続けるよう脅迫。「病気だよ」と涼がつぶやくと、凪子はかんざしで莉沙の手を突き刺した。凪子の暴走を止めるため涼が割って入るとその反動で莉沙は器具に後頭部をぶつけてしまう。莉沙は薄れゆく意識の中、横たわった凪子の「あんたもいずれ同じことをする」という言葉を耳にする。SNSでは「山崎紘菜さんの演技が須吾すぎ」「凪ちゃん劇場やん」と迫力のシーンが反響を呼んだ。

意識を取り戻した莉沙は、気づけば病院のベッドの上。心配した高久も駆けつけた。一方で、奏子は夫
・将也（小久保寿人）の経営するクリニックが火傷のトラブルが原因で患者から賠償を求められていることを知る。そしてマンションの駐車場には、頭から血を流した凪子の亡骸（なきがら）が…ネット上には、「残された人たちがどうなるのか気になる展開」と期待する声も。

次回、第8話、マンションの屋上から身を投げたとされる凪子の死について警察が調査する中で、莉沙は凪子が精神内科に通院していたことを知る。実は、凪子の死の直前に莉沙は凪子と会っていた。凪子を死に追いやったと自責の念に駆られる莉沙は憔悴（しょうすい）。また、夫が集団訴訟を起こされお金が使えなくて焦る奏子は莉沙に接近し…

『そこから先は地獄』
毎週火曜24時24分から日本テレビ系にて放送