杉野遥亮　大学在学中にデビュー「芸能界に入って、がっかりした面も…」人には話せなかった葛藤を語る

杉野遥亮（30）が10月25日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY（アナザースカイ）』に出演した。今回はアメリカ・カリフォルニア州を訪問。デビューからの日々を振り返った。

20歳、杉野は大学在学中に申し込んだモデルオーディションでグランプリを獲得し、デビューを果たした。端正なルックスと俳優としての確かな実力が評価され、話題作に次々出演。様々な役柄を見事に演じ、ファンを魅了してきた。

そんな杉野が訪れたのは、サンフランシスコから車で約5時間かけたところにある山岳地帯。「都会にいると、自分がどこにいるかわかんなくなっちゃう」といい、「こういうところに来ると、あんまり変に考えずにいられる。楽です」と話す。

今回、わざわざ都会を離れて僻地（へきち）まで来たのには理由があった。旅の目的地としていたのは、アメリカの霊峰シャスタ山。標高4300mを超える山で、付近にはこの山を信仰する先住民族の文化が根付いている。杉野は「なんか惹（ひ）かれるなっていう感じがずっとあった」といい、どこか呼ばれているような気がしていたという。

麓の街に寄ると、伝統の儀式に招待してもらえた。杉野の前に現れたのは黒いテント。中心には熱した石が積み上げられ、中はサウナのような空間になっていた。光が一切入らない、約100℃の蒸した空気がただよう空間で、人々は歌い踊る。自らに向き合い、心を解放できるのだという。

約1時間後、汗だくになった杉野が外に出てきた。暗闇の中、デビュー後の日々を振り返った。「結構子どもの頃純粋だったので、芸能人の方とか神様って思ってたの。でも芸能界に入って、がっかりした自分もいて…」と話し始める。胸をときめかせながら入った芸能界は杉野が期待していたものとは少し違っていた。