元日本ハムファイターズ・新庄剛志のホームランが○○に直撃 1人の少年を最悪の結末から救った、奇跡の打球とは
2025.10.8 11:15
新庄の特大ホームランが股間にクリーンヒットした亀里さん。この出来事は映像に記録され、また翌日のスポーツ新聞の一面を飾ったことから、一躍時の人になった。しかしその評判は小学生男子としては不名誉なもの。“チン太”というあだ名をつけられ、女子にもからかわれる始末。亀里さんは当時について「この時めちゃくちゃ新庄が嫌いだった。野球見なくなった」といい、憧れだったはずの新庄は憎悪の対象となってしまった。
しかし、股間ホームラン事件から1週間後、衝撃の事実が明らかになる。新庄の打球が直撃した箇所に違和感があった亀里さんは、念のため、病院で検査を受けることに。そこで医師から診断されたのは“大腿骨頭(だいたいこっとう)すべり症”。股関節の骨がずれて歩行が困難になり、最悪の場合は一生車いす生活にもなりかねない病気であったことが判明した。
亀里さんは当時を振り返り、「医者からはもう少し病院に来るのが遅かったら、一生車いす生活だったかもしれないと。新庄選手のホームランが当たったおかげで、早期発見で病気が見つかった。新庄選手は命の恩人」と笑みを浮かべる。そんな亀里さんの自宅には、この奇跡を報じた新聞の一面と、股間直撃の際に新庄からもらったサインが、今も大切に飾られていた。
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写真提供:(C)日テレ
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