1985年に“道頓堀ダイブ”を初めて決行した人物の現在…なぜ飛び込んだのか、知られざる理由が明らかに

2025.10.8 10:15
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10月7日に放送を開始した『X秒後の新世界』では、“道頓堀ダイブ”のルーツに迫った。野球で阪神タイガース優勝の際には必ず現れる、道頓堀川に飛び込む人々。はじめて飛び込みを決行した人物を訪ねると、知られざる理由が明らかになった。

日常の中に潜む見逃しがちな謎や不思議な現象を新しい視点で解明・検証し、X秒後に視聴者を新世界へと誘う本番組。『59秒後、あなたは“そこにいたんだ”と言いたくなる』と題し、阪神タイガースのリーグ優勝時には定番の、道頓堀ジャンパーの第一号を探した。危険性も高いため、道頓堀川への飛び込みは厳しく注意されている。しかしその派手さと馬鹿馬鹿しさゆえか、飛び立つ者は後を絶たない。この風習の始まりは40年前にさかのぼる。
 
いわゆる道頓堀ダイブが初めて観察されたとされるのは40年前の1985年、阪神が結成50年の節目に初めて日本一となった日のこと。パンツ一丁で飛び込んだ当時16歳の青年がすべての始まりといわれている。40年の月日が流れた現在、青年の今に迫るべく、スタッフたちが向かったのは老人クラブで開催されていた落語イベント。高座に座って弁を震わせる人物こそ、半世紀近く前に初めて道頓堀ダイブを決行した人物、落語家の桂福若こと、黒川清澄さん(56歳)であった。

黒川さんに話を聞くと、語られたのは意外な真実。なんと彼は阪神のファンではなかったという。通算868本塁打の記録を持つ伝説の大スター、王貞治選手を擁する巨人軍のファンであったとのこと。黒川さんは飛び込むに至った経緯について、「周りの阪神ファンと約束をした。もし阪神が優勝したら、道頓堀に飛び込んだるわ。そしたらほんまに日本一になってしまった」と明かす。道頓堀ダイブの第一号は、なんと“巨人ファンによる罰ゲーム”だったのだ。意外な真実に出演者のヒコロヒーは「これはオモロイ!」とびっくり。霜降り明星・せいやも「ええのきた!」と反応。番組コンセプトに違わぬ企画に、大満足の結果となった。

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写真提供:(C)日テレ

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