ゲーム好き俳優・本郷奏多が待ち望む“リメイク作品”は、1999年発売のあの名作ロボットアクション「僕、『ガンダム』とかが好きなので…(笑)」

『東京ゲームショウ2025』のオフィシャルサポーターを務める本郷奏多が9月23日(火・祝)、『⽇本ゲーム⼤賞2025』の発表授賞式にプレゼンターとして登壇。特別ゲストのハラミちゃんらと共に、式に華を添えた。大のゲームファンとしても知られる本郷に、entaxは独自インタビュー。今年大ハマりしたというゲーム作品や、今もっとも期待している未発売作品、ぜひリメイクしてほしい懐かしの“ロボゲー”など、そのゲーム愛を熱く語ってもらった。
※本インタビューを動画でご覧になりたい方はコチラから

|本郷奏多、いちゲームファンとしての顔
──まずは、『日本ゲーム大賞2025』で発表された受賞作品の中で特に気になったものを教えてください。
本郷 優秀賞に選ばれた11タイトルで言うと、やっぱり今回大賞に選ばれた『メタファー:リファンタジオ』(株式会社アトラス)ですね。自分もすごく関わらせていただいた作品(CM出演など)ですし、すごくワクワクしてプレイした作品ですので、大賞に選ばれてうれしいなと、いちファンとして思いました。
本郷 ストーリーが重厚で「えっ、こんなことが!?」みたいな展開の連続なので、印象に残ってるシーンがたくさんありますし、音楽もものすごく印象的な作品なんです。ハラミちゃんさん(特別ゲスト)のピアノ演奏も素敵でしたね。今日はそんな思いを感じられた素敵な授賞式でした!

本郷 あと、『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』(優秀賞)もすごく夢中になって今年プレイしたタイトルなので、今日選ばれていて良かったなという思いです。こちらもストーリーがめちゃめちゃ“衝撃の連続”なんです。僕の傾向として、そういう意表を突かれる──みたいなのが好きなんですよね!『HUNDRED LINE』は特にそういう方向にふりきったタイトルなので、今日の小高さん(小高和剛 -こだか かずたか/トゥーキョーゲームス代表)のスピーチもほほえましく聞かせていただきました(笑)
──“100個あるというエンディング”は、どれくらい見られましたか?
本郷 もちろんコンプリートは目指していて、今もちょこちょことずっとプレイさせていただいているんですが、半分くらいは回収しましたかね。ちゃんと100個やろうと思ってます!

──本授賞式には多くの著名なゲームクリエイターの皆さんが登壇されていましたが、いちゲームファンとしてはいかがでしたか?
本郷 いやぁもう本当にゲーム業界を代表するレジェンドの方々がお話されていて…!舞台裏でずっと見ていたんですけど、「あっ、桜井さん(桜井政博 /『星のカービィ』など)だ!堀井さん(堀井雄二 /『ドラゴンクエスト』シリーズなど)だ!」って(笑)そんな方々がこの一堂に会したすごい場に僕も来られてとてもうれしかったです。直接、個人的にどなたかとお話したりはできなかったんですけど、スピーチはしっかりと膝に手を置いて聞かせていただきました!(笑)

──桜井さんは『ゲームデザイナーズ⼤賞』審査委員長として、まさかのノー台本で『INDIKA(Odd Meter Games)』を紹介していましたね。
本郷 あの作品はまだプレイしていなかったので、今日桜井さんのプレゼンを聞いて「うわっ、面白そう!なになになに?そこでプレゼン終わっちゃうの??」って皆さんと同じ気持ちでしたので、今とてもプレイしたいです(笑)

|ゲームは人格形成の一部!本郷「自分の子どもにもいっぱいやらせたい!」
──これから冬にかけて話題作やビッグタイトルが続々発売されますが、特に気になるものは?
本郷 やっぱり10月に発売される『Pokémon LEGENDS Z-A』ですね。ポケモンと共に育ってきたなっていう自負があるので、ポケットモンスターの新作は全部プレイしていますし、今回も非常に楽しみにしております。直近だと、それが一番楽しみですね!
本郷 やっぱり新しいメガシンカのポケモンだったりが出てきますし、ポケモンという作品でまだまだ“知らないことが新しくできる”というのがすごくうれしいです。これからもどんどん新作を作っていってほしいですね!
──ゲーム業界の話題という観点で言うと、今年特に気になったことは?
本郷 それこそ『スイッチ2(Nintendo Switch 2)』の動向はずっと気にしていて、いろんな抽選や応募をしたらたまたま電気屋さんの抽選で当たったので、発売日の朝に取りに行きました。『スイッチ2』もどんどん新しいタイトルが出てほしいです! もちろんたくさんのいろんな方が開発を進めてくださっていると思いますので、何か“衝撃的なタイトル”が『スイッチ2』から出てくれるのを楽しみにしています。現状のタイトルラインナップは、まだ“リメイク”とかも結構多いので、完全に新しい──本気出して作りました、みたいなゲームを期待しています!

──ちなみに、何か待ち望んでいるリメイク作品はありますか?
本郷 うわー、なんだろうな!しばらく出てないところで言うと…僕、平成2年生まれなんですけど、たぶん同世代の子がプレイしていたゲームは一通り通ってきているので、その路線で行くと『カスタムロボ』とか『メダロット』とか(笑)完全新作を久しぶりにやりたいです!
──どちらも“ロボットアクション”系ですね!
本郷 確かに(笑)僕、『ガンダム』とかが好きなので、“ロボット”っていうジャンルは結構好きかもしれないですね!
──最後になりますが、本郷さんにとってズバリ“ゲーム”とは?
本郷 僕にとっては、人格形成の一部にすらなっていると思うくらいには重要だと思っています。物語に入って、その中での善悪の基準とかを考えたり、自分が動かして冒険したりしていく、自分がその世界に入り込んで何かを体験して吸収していくというのは、映画や小説ではできない──ゲームならではのものだなと思うんです。将来、子どもにも(ゲームを)たくさんやらせてあげたいです。
