【最終回】夫・拓哉（前田公輝）が妻・千春（仁村紗和）に出した最後の答えは、離婚か？復縁か？

9月23日深夜に日本テレビ 火曜プラチナイト「ドラマDEEP」『完全不倫 ―隠す美学、暴く覚悟―』の最終話が放送された。
（※以下ネタバレを含みます）

市役所の戸籍課で働く吉岡拓哉（前田公輝）は、妻・千春（仁村紗和）と結婚して3年。順風満帆な夫婦生活を送っていたものの、拓哉の幼なじみの桜井陽介（野村周平）は“大不倫社会”誕生を力説。妙な不安を感じた拓哉が、千春のスマホを覗（のぞ）き見したことで、千春の不倫が発覚。

拓哉は、一度は離婚を考えたものの復縁を決意。それでも、千春は再び別の3人との不倫に溺れてしまう。しかし、不倫関係を完全断ち切ることにした千春は、その関係を清算すべく奔走する。一方で、千春の不倫相手の1人が自身の同僚・莉乃（堀未央奈）と知り、憔悴（しょうすい）しきった拓哉は、千春に対し「一番大事に思っているのは自分自身」と通告。

数日後、拓哉の離婚届を手にした千春の姿が。以前、拓哉が名前を記入した離婚届に千春も名前を記入しており、それを受け取った拓哉は、莉乃に受理の手続きをするよう指示した。

そんな中、千春の母・京子（宮崎美子）に雇われて不倫調査をしていた探偵が、不倫の写真をネタに千春をゆすり始める。探偵は千春の職場にも不倫の写真を送りつけ、その結果、千春は職場をやめ、姿をくらましてしまう。

そのことを知った拓哉は、桜井や内野（かが屋・賀屋壮也）、そして千春の絵画教室仲間の未奈（大西礼芳）、杏（なえなの）らと協力し、不倫写真のデータ消去作戦を計画。探偵を呼び出し、隙をついて探偵のスマホに遠隔操作できるアプリをインストールし、その後、元データもろもろ消去するという作戦であったが、失敗に終わる。

探偵は、依頼人でもある京子に対してもお金を要求。そこに拓哉が姿を見せると、その探偵がさまざまな人を脅し金銭を受け取っている場面の写真を見せつけ、恐喝に該当すると指摘した。結果として悪徳探偵から千春を救った形に。実は、探偵と会った際、拓哉は咄嗟（とっさ）にGPS付きのワイヤレスイヤホンを探偵のカバンに忍ばせていた。そして、探偵の悪事を逆手に取り、その証拠写真をネタに探偵を成敗する作戦を企てていたのだった。ネット上では「今までの不倫にまつわるテクニックが最終話にもつながって、結局イヤホンが役に立つ流れすごい」という投稿も見られた。