見上愛　演出家志望で事務所に入るも、連れていかれたのはオーディション？　思いがけないデビューのきっかけを明かす

俳優の見上愛（24）が9月13日放送の『Google Pixel presents ANOTHER SKY（アナザースカイ）』に出演した。今回は北欧・アイスランドを訪問。手つかずの自然が残る大地で、自身の表現者としてのルーツを語った。

見上は旅を通じてアイスランドの人々の、自分の思いに素直になり、自由に仕事に選ぶ姿を目にした。見上自身も俳優でありながら、陶芸や雑誌編集など、表現に関わるものなら様々なことに挑戦している。北欧の生き方にはシンパシーを感じた。実は俳優という仕事も、はじめは全く考えつきもしなかった。もともとは演出家志望だったと明かし、現在に至るまでの道のりを語り始める。

「中学2年生の時にたまたま舞台見て、そこから観劇にドはまりしたっていうことが、演出家を目指したきっかけでした」といい、短い時間で観客を笑顔にする舞台の持つパワーに圧倒されたという。幼いころから自らの手で何かを作りだすことが好きだった見上。そんな彼女が演出の道を目指すようになるのは必然だった。

時が経ち大学一年生。人生を変える転機が訪れる。見上に才能を感じた芸能事務所にスカウトされた。「マネジャーさんが、（事務所には）演出家もいるよって言ったんですよ。表舞台に出ることもあるという説明もされたんですけど、私は演出家になりたすぎたので、この事務所に入れば演出家になれるんだ、と思って入った」と、当時のやり取りを語る。夢にまで見た演出家になれる、胸をときめかせる見上であったが、「気づいたら“オーディションに行ってください”とかいってオーディションに参加してた」と人生が予想外の方向に進み始めた。