ミステリー小説のモデルは不倫妻・千春（仁村紗和）？その結末に衝撃を受ける夫・拓哉（前田公輝）

杏とデート中の桜井の前に、桜井の妻が登場。杏には“離婚”のウソもバレて修羅場と化す。最終的には杏の体当たりが桜井に炸裂（さくれつ）。

桜井は、拓哉と内野（かが屋・賀屋壮也）に対し、不倫する理由を告白。桜井は、子どもの頃から取り柄の無いことがコンプレックスだったが、大人になって女性を口説く才能に気づくと、女性を口説くことで自信を保ち、自らの存在意義を実感できているという。

時同じく、杏は千春や未奈に対し、自身は母の不倫が原因で両親が離婚しており、そのため不倫を許せないという考えであることを明かす。

そんな杏の前に桜井が現れる。深々と頭を下げ謝罪する桜井に、杏は家族を築いたことの尊さを桜井に伝えると桜井にチョップ。そして「頑張れ桜井！」と手荒に激励した。

その帰り道、千春の方から「子ども作ろうか？」と拓哉に切り出す。一度、千春は拓哉からの子どもの話を断っていたものの、今回は千春が提案。拓哉の返答は…。

ここで、拓哉が読んだ小説の概要が明かされる。ある女性編集者が命を奪われその犯人が紐（ひも）解かれていくという内容で、その女性は4人の相手と不倫。不倫する理由は、夫への愛の重さで夫を苦しめないため。そして、そのモデルが明らかに千春と思しき人物であり、最終的に妻を葬ったのは夫という結末。

改めて探偵からは、千春の不倫相手は高校の同級生、年下の小説家、同僚カメラマンの3人と知らされる拓哉であったが、本には偶然再会した元カレが登場する。気づけば拓哉は、書籍販売のサイン会を行なっている佐々木のもとへと足を運んでいた。SNS上では「拓哉の気持ちわかるけど、小説通りになりそうで怖いな」と考察する視聴者も。

次回第12話、拓哉は佐々木に“4人目の不倫相手”について直接問い詰める。佐々木は千春の不倫相手に4人目がいることは事実だが、細かいことはわからないとのこと。千春はついに不倫をやめることを決意。不倫の清算に奔走し、4人目の不倫相手にもその意思を告げる。4人目の不倫相手の正体は…そして拓哉と莉乃の関係にも進展が。ネット上では「次週、拓哉は莉乃と関係持っちゃうの？？！！莉乃はそれが狙いで小説を読ませたんだ？！」、「ボロボロ傷心拓哉くんに莉乃さんが？」と拓哉の不倫にも注目が集まる。

『完全不倫 ― 隠す美学、暴く覚悟 ―』
毎週火曜24時24分から日本テレビ系にて放送