NHK朝ドラ『ばけばけ』倉沢杏菜、安達木乃、岩谷健司、前原瑞樹、阿佐ヶ谷姉妹の出演が決定!

2025.8.27 16:30
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2025年度後期連続テレビ小説『ばけばけ』で、ヒロイン・松野トキと共に松江で暮らす人々と、トキとヘブンを見守る蛇と蛙を演じるキャストが解禁された。

本作は、松江の没落士族の娘・小泉セツがモデルの物語。外国人の夫・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と共に、「怪談」を愛し、急速に西洋化が進む明治の日本の中で埋もれてきた名も無き人々の心の物語に光をあて、代弁者として語り紡いだ夫婦の物語を届ける。ヒロイン・松野トキを髙石あかりが演じる。

この度、松野トキと共に松江で暮らす人々と、トキとヘブンを見守る蛇と蛙を演じるキャストが解禁された。

■倉沢杏菜(織物工場の女工仲間:チヨ)

 (役柄) トキとともに雨清水家の織物工場で働く仲間。気立ての良いしっかり者。まっすぐな明るい女の子だが、それゆえに思ったことを正直に言ってしまうことも。

――コメント
憧れだった朝ドラの現場は毎日ワクワクして、本当に夢のような日々でした。私が演じるチヨは、おトキ、おせんと共に織物工場で働いています。一日の中に楽しみがあったり、時には疲れたり。武家社会の変化に翻弄されながらも、等身大の3人が元気いっぱい過ごしている姿に、私自身も勇気をもらい、前向きな気持ちになりました。見てくださる方々の朝に少しでも笑顔をお届けできたら嬉しいです。よろしくお願いします!

■安達木乃(織物工場の女工仲間:せん)

 (役柄) トキと共に雨清水家の織物工場で働く仲間。ちょっと抜けたところもあるが、それが愛きょうとなって場を和ませるムードメーカー。不器用ながら、家族のために健気に働く。

――コメント

あまり豊かな暮らし向きではない時代に生きづらさを感じながらも、小さな幸せを見つけては大いに喜ぶせんに、私自身も元気をもらいながら演じました。その温かな空気感をみなさまにもお届けできたら嬉しいです。大好きな朝ドラに初めて参加させていただけること、 そして『ばけばけ』という作品の一員として生きられること、心から感謝の気持ちでいっぱいです。『ばけばけ』とともに迎える朝が今からとっても楽しみです!

■岩谷健司(借金取り親子の父:森山善太郎)

 (役柄) こわもてだが根っからの人の良さがにじみ出ている、借金取りに向かない借金取り。松野家の借金も小さく長~く優しく取り立てている。

――コメント
借金取りの森山を演じさせていただきました。作家のふじきさんと父親役の岡部さんとは、一緒に15年程「切実」という演劇ユニットで小劇場などで活動してきました。なので、このお話がきた時はまるで僕達がやってきたことが認められたような、とても感慨深い気持ちでした。役柄とは関係ない話をしてしまいましたがもしかしたら、僕のそんな感情が画面からにじみ出てるかも知れません。皆様、是非ご覧下さい!

■前原瑞樹(借金取り親子の息子:森山銭太郎)

(役柄) 善太郎の息子で、父と同じように松野家の借金を取り立てる二代目。父親譲りの人の良さから、あと一歩、非情になりきれない。借金取りとしてはどこか頼りないが、本人は精いっぱい背伸びをしている。

――コメント
借金取りの息子の銭太郎という役で出演が決まりましたと聞いて、台本を読む前からこの役は絶対に面白いと確信しておりました。そして台本を開くと、さらに銭太郎への愛が止まらなくなりました。読めば読むほどに面白い台本に、とびきり素敵な方々との共演で、胸が躍るばかりです。個人的には岡部さんや岩谷さん、脚本のふじきさんは僕が演劇始めたての頃からの超超憧れの大先輩です。朝ドラでご一緒できるなんて本当に光栄です。「舞いあがれ!」のむっちゃん、「らんまん」の藤丸に続いて、「ばけばけ」銭太郎もどうぞよろしくお願いいたします。頑張ります!!

 ■阿佐ヶ谷姉妹(トキとヘブンを見守る蛇と蛙)
蛇の声…渡辺江里子、蛙の声…木村美穂

(役柄)トキとヘブンの家の庭に住む蛇と蛙。二人の歩みを優しく見守っている。

――コメント
江里子:この度、蛇と蛙として2人揃って見守り役をたまわりました。大役にビックリしたわね。
美穂:そうね。でも元々2人とも根がじんめりしている所があるから、蛇と蛙って聞いて嬉しかったです。
江里子:私は姉妹の中では姿勢がいいと言われているから、蛇役と聞いて納得したわ。蛇も首を伸ばせばピンとしてるものね。
美穂:私蛙好きだし、蛙でよかったわ。お姉さん目付きが鋭い時あるから、そういうのをふじきさん見てくださったのかも。
江里子:そこなの?
姉妹:時に親身に時に遠目に、親戚のおばさんのような気持ちでおトキちゃんたちを見守っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

《物語》
明治時代の松江。松野トキ(まつの・とき)は、怪談話が好きな、ちょっと変わった女の子です。松野家は上級士族の家系ですが、武士の時代が終わり、父が事業に乗り出すものの失敗。とても貧しい暮らしをすることになってしまいます。世の中が目まぐるしく変わっていく中で、トキは時代に取り残されてしまった人々に囲まれて育ち、この生きにくい世の中をうらめしく思って過ごします。

極貧の生活が続き、どうしようもなくなったトキのもとに、ある仕事の話が舞い込んできます。松江に新しくやってきた外国人英語教師の家の住み込み女中の仕事です。外国人が珍しい時代、世間からの偏見を受けることも覚悟の上で、トキは女中になることを決意します。その外国人教師はギリシャ出身のアイルランド人。小さい頃に両親から見放されて育ち、親戚をたらい回しにされたあげく、アメリカに追いやられ、居場所を探し続けて日本に流れ着いたのでした。

トキは、初めは言葉が通じない苦労や文化の違いにも悩まされます。ところが、お互いの境遇が似ている事に気が付き、だんだんと心が通じるようになっていきます。しかも、二人とも怪談話が好きだったのです!

へんてこな人々に囲まれ、へんてこな二人が夜な夜な怪談話を語り合う、へんてこな暮らし が始まります――。

※実在の人物である小泉セツ(1868―1932)をモデルとしますが、大胆に再構成し、 登場人物名や団体名などは一部改称してフィクションとして描きます。原作はありません。

2025年度後期 第113作 連続テレビ小説『ばけばけ』は2025年秋〜放送スタート

                         写真提供:(C)NHK大阪放送局

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