NHK朝ドラ『ばけばけ』主題歌がハンバート ハンバートの『笑ったり転んだり』に決定!『うたコン』では主題歌を初披露

9月29日(月)より放送開始のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の主題歌がハンバート ハンバートの『笑ったり転んだり』に決定した。
ハンバート ハンバートは1998年結成、佐野遊穂と佐藤良成によるデュオ。2人ともがメインボーカルを担当し、フォーク、カントリーなどをルーツにした楽曲と、別れやコンプレックスをテーマにした独自の詞の世界観を持つ。
2014年発表の楽曲『ぼくのお日さま』が主題歌/タイトルとなった映画『ぼくのお日さま』(2024年/監督:奥山大史)では、佐藤が劇伴も担当。また、2024年リリースのアルバム『カーニバルの夢』収録曲『トンネル』はドキュメンタリー映画『大きな家』(監督:竹林亮/企画・プロデュース:齊藤工)の主題歌として起用された。
♦ハンバート ハンバート コメント
佐野遊穂 コメント
朝ドラ主題歌⁈と聞いた時は驚きましたが、その舞台が松江と聞いて、またびっくり。
昔から何度もライブに訪れて、たくさん思い出のある場所です。そして、物語にぴったりのとても良い曲ができたと思っています。たくさんの人に聞いてもらえたらうれしいです。
佐藤良成 コメント
はじめはどんな曲を作ったらいいものか悩みましたが、曲作りは考えすぎるとかえってよくないので、モデルとなった小泉セツさんの『思い出の記』をただただ繰り返し読み、自分がセツになったつもりで一気に作りました。
また、8月26日(火)にNHK総合で放送の『うたコン』では、ドラマの放送に先駆けて主題歌『笑ったり転んだり』を初披露。ハンバート ハンバートが公開生放送で演奏・歌唱するのはこれが初めてとなる。さらに、朝ドラでヒロイン・松野トキを演じる髙石あかり、ヒロインの夫・ヘブン役を演じるトミー・バストウがゲストとして出演。ドラマの見どころを語る。
♦物語 あらすじ
明治時代の松江。松野トキ(まつの・とき)は、怪談話が好きな、ちょっと変わった女の子です。
松野家は上級士族の家系ですが、武士の時代が終わり、父が事業に乗り出すものの失敗。
とても貧しい暮らしをすることになってしまいます。世の中が目まぐるしく変わっていく中で、トキは時代に取り残されてしまった人々に囲まれて育ち、この生きにくい世の中をうらめしく思って過ごします。
極貧の生活が続き、どうしようもなくなったトキのもとに、ある仕事の話が舞い込んできます。松江に新しくやってきた外国人英語教師の家の住み込み女中の仕事です。外国人が珍しい時代、世間からの偏見を受けることも覚悟の上で、トキは女中になることを決意します。その外国人教師はギリシャ出身のアイルランド人。小さい頃に両親から見放されて育ち、親戚をたらい回しにされたあげく、アメリカに追いやられ、居場所を探し続けて日本に流れ着いたのでした。
トキは、初めは言葉が通じない苦労や文化の違いにも悩まされます。ところが、お互いの境遇が似ている事に気が付き、だんだんと心が通じるようになっていきます。しかも、二人とも怪談話が好きだったのです!
へんてこな人々に囲まれ、へんてこな二人が夜な夜な怪談話を語り合う、へんてこな暮らしが始まります――。
連続テレビ小説『ばけばけ』
2025年9月29日(月)放送開始
NHK総合 月~土 午前8時 ※土曜は一週間の振り返り ほか