海上税関が対峙(たいじ)した前代未聞のスケールで行われようとしていた凶悪な密輸…巨大な貨客船のなかから木村昴ら税関職員は密輸品を発見できるか?

2025.8.15 12:30
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木村昴の写真

声優の木村昴と俳優でタレントの高田夏帆、田中美久が8月14日放送『THE突破ファイル』の再現VTRに出演。税関職員として、巨大な貨客船に隠された密輸品の摘発に挑む姿を演じた。

卓越した知識と、物品に蛸(たこ)の触手のように這(は)わせる指先のわずかな感覚から、その素材や情報を読み取ることで、“オクトパス”の異名を持つ木村監視官と、その部下である高田・田中係員の3人。今回は港で船舶やコンテナなどの取り締まりを行う海港取締部門へ赴いていた。

様々な船舶の取り締まりを行うなか、3人が“不正薬物積載の疑いあり”と通報を受け向かったのは大きな貨客船。入港届の情報によれば、シンガポールからの航海日数が悪天候でもないのに通常の倍以上かかっており、さらに海上保安庁から“洋上で別船舶と接触した”という情報も入っているという。

早速船に乗り込み、木村が船長に検査への協力を願い出ると、船長は表情をこわばらせながら「怪しいものなど何もないですが…疑いが晴れるならどうぞ」と協力する姿勢を見せ、6時間後の出航までのタイムリミットがありながらも検査が開始された。

まずはカーデッキから検査を開始した木村ら職員たちは、海外から集められた中古車を1台ずつ確認。エンジンルームやダッシュボードなど、密輸品が隠されていそうな箇所をくまなく目視で調べながら、カーオイルの状態などにも目を光らせた。

その後、客室やデッキにも足を運び、備品を1つずつ手に取る税関職員たち。終わる気配のない検査に船長はいら立ちを見せるものの、木村は船長を制しながら検査を続行。しかし、過去に密輸品が隠されていた事例のある箇所を調べ上げるも、怪しい物品の姿はなかった。

それでも、ここで船内の荷物や船内の備品に対し不正薬物の有無を確かめる拭き取り検査を行うと、薬物反応があった。木村は焦った様子の船長とともに、船の操舵(そうだ)室へ足を運ぶことに。

そして操舵室に並んだ計器や舵(かじ)を調べつつ、その様子をくまなく検査した木村は、ついに密輸の手口に気づくと「残念ですが…出航は中止になるかもしれません」と船長に迫った。

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