奥田民生と吉川晃司が地元・広島で小イワシ漁に挑戦!自らさばいた小イワシの刺身に「こがいにうまかったかいね?」と大喜び

2025.8.13 11:45
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準備をしていた漁船に合流し、船を乗り移った2人。「よう来てくれました!」と船長に出迎えられ、小イワシ漁の概要を聞く。「小イワシは、東京でも出すとこはあったんじゃが、やっばりね、(広島から東京まで)送っとる間に広島の鮮度じゃ食えんのよ。味が違うんよ。じゃけぇコレはやっぱり広島で食わにゃあいけん!」と、鮮度抜群の小イワシのおいしさを熱弁する吉川。プランクトンも豊富で大きく育つ上に、漁場から市場までが近い広島でないとこのおいしさは味わえないのだ。

いよいよ漁がスタート。2艘(そう)の漁船で巨大な網を引き、小イワシを群れごと囲んでとらえる。その様子を眺めていた2人だったが、船長から「このあとお2人でてごして(手伝って)ください」と言われ驚きの表情に。「しごする(魚をさばく)のは言われとったんじゃが、てご(手伝い)するんは知らんかった」と焦っていたが、いざ、小イワシ漁を“てご”することに。

奥田は釣り具のリールのように網を巻き上げる巨大な機械に興味津々。一方、吉川はだんだん巻き上げられていく網を見て「血が騒ぐね。漁だからコレね。狩りだからね」とすっかり戦闘モードだ。そして網を手で引っ張り上げる作業がスタート。「ここら辺でてご(巻き上げ)してみてください」と指示された場所で網を持ち、力いっぱい引き上げる2人…と思いきや、力が入っているのは吉川の方だけで、奥田はただ網を持っているだけのようにも見える。立ち位置の関係上、奥田の持っている網には全く力がかからなくなっており、目いっぱい網を引き上げる吉川とは対照的にただ網を持っているだけのような状態になっていた。そんなこんなで引き上げた網の中には信じられないほど大量の小イワシが。「ごっそぅじゃん、夕飯は!」と喜ぶ2人はその中から発泡スチロールの箱一杯にとれたての小イワシを分けてもらった。

近くのホテルの厨房(ちゅうぼう)を借りて、2人は今度は“しご”する(さばく)ことに。料理長にとれたての小イワシを見てもらうと「ぶちええですね」「(小イワシの)目が澄んどる」「持った感じが違います」とイワシの鮮度に太鼓判を押した。

とても小さな魚なので、広島の人々は小イワシを“しご”するとき、荷造り用のプラスチックバンドや針金などを使うのが一般的。これらで輪っかを作り、輪っかに引っ掛けて身をそぐようにしてさばいていくのだ。2人にもバンドが手渡され、実際にやってみることに。料理長さんにお手本を見せてもらうと、キレイに身の部分だけがそぎ取られ、骨と内臓だけが残るようになっていた。だが、奥田が実際にやってみると、力加減が違うのか、内臓だけ取れて身は残ったままという状態に。笑っていた吉川だったが自らも試してみると、奥田とほぼ同じような状態になってしまった。

その後、吉川はバンドでさばくことをあきらめ、包丁を借りて細かくさばくことに。小さい魚でやりづらくはあるが、そこは鮮やかな包丁さばきで次々と小イワシの身をさばいていった。一方奥田は徐々にバンドを使うことに慣れてきた様子。最後には料理長と同じようにキレイに身だけそぎ取れるようになっていた。ある程度さばいたら、料理長が用意してくれていた氷の器に盛りつけ、“小イワシの刺身”が完成!

奥田民生、吉川晃司の写真

ホテルの一室をお借りし、2人は自分たちで“てご”して“しご”した小イワシを試食。「うまいね!」「これはうまいわ!」「身にハリがあるね」「こがいに(こんなに)うまかったかね?」と完全に箸が止まらなくなっていた。さらに2人は刺身につけていたしょう油にも注目。これは『岡本醤油醸造場』という地元のメーカーが作った生しょう油で、味を気に入った2人はそろってお土産に持って帰るほど。「これは広島に来てもらわなきゃ食えんね」と吉川はしみじみと語っていた。

愛する故郷・広島でのロケを振り返り吉川は「すごい刺激的だったし、懐かしさもあったし…いちいちぐっと来たね!」と感想を述べる。奥田も「昔をやっぱり思い出すんで、そのためには故郷がないと」と感慨深げだった。

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写真提供:(C)広島テレビ

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