千江莉(嵐莉菜)が野球部を辞めた理由が胸アツ。何も聞かずに思いを受け止めるめぐる(當真あみ)を思わず抱きしめ…「最高に青春」
2025.7.25 16:45反射神経を鍛えるために、野球部からリアクションボールを拝借して特訓するめぐると千江莉。練習の後、2人で部室にボールを戻しに行くと、野球部の優樹(山崎雄大)とばったり鉢合わせする。すると優樹は千江莉に「似合わねー。野球バカのくせに」と言い放つ。どうやら千江莉のかるた部入部が納得できないらしい。めぐるは何も言い返せない千江莉のことが気になって…。
翌日、千江莉は、『今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで 言ふよしもがな』という歌を聞いてみんなの前で涙を流し…。それは決して許されない恋をした藤原道雅が、伝えるに伝えられない思いを込めた歌だった。気まずい千江莉は逃げるように部室を去ってしまう…。
春馬の話では、千江莉はリトルリーグ時代から中学までずっとピッチャーで、幼なじみの優樹とバッテリーを組んでいたが、突然、「野球飽きた」と告げて野球部を退部したという。千江莉が野球をやめた理由は何なのか…。 めぐるは千江莉を追いかけ、歌を覚えやすいように、決まり字の語呂合わせを絵にした束を渡す。何も聞かないめぐるを抱き締める千江莉は「気持ちに整理がついたらちゃんと話すから」と話して―。
やがて千江莉が、野球部をやめた本当の理由をめぐるに明かす。十分レギュラーを狙える実力を持つ優樹は、千江莉とのバッテリーにこだわり、他の人と組む気はないという。それを監督の口から聞いた千江莉が、優樹のために自ら身を引いたのだ…。このことを優樹が知ったら、野球をやめると言い出すに違いない。だから優樹には絶対に知られちゃいけない―。
かるたには野球と違って男も女もない。「かるたクイーンになって、名人をぶっ倒してやるから」と宣言する千江莉の思いを、めぐるも受け止めて―。
