ドラマ『私の夫と結婚して』制作発表記者会見in韓国 小芝風花「韓国版は観ないでと言われましたが、観ました!」
2025.6.27 15:45
小芝風花と佐藤健がW主演を務めるAmazon Original ドラマ『私の夫と結婚して』。この度、制作発表記者会見が韓国で開催され、小芝と佐藤が登壇し韓国メディアからの質問に答えた。
NAVERウェブ小説『私の夫と結婚して』が、日韓共同プロジェクトとして、日本での映像化が決定。原作は韓国でウェブ漫画化され、LINEマンガでランキング1位を記録(※LINE マンガ発表、「2022年間ランキングトップ20」「2023上半期ランキングトップ20」)。さらに韓国で実写化されたドラマシリーズは昨年Prime Videoで世界独占配信され、口コミが広がり、国境を越えて熱狂的な支持を集めた。
オスカー受賞映画『パラサイト 半地下の家族』(19)を制作した韓国の大手エンターテインメント企業であるCJ ENMと、『愛の不時着』(19)をはじめとする数々の国際的ヒット作を生み出してきた韓国屈指の制作会社スタジオドラゴンがタッグを組み、初の日本映像作品の企画を手掛けた。
二度目の人生を送る主人公・神戸美紗と、美紗の上司・鈴木亘をW主演の小芝風花と佐藤健が務め、美紗の一度目の人生の夫・平野友也を横山裕、美紗の親友麗奈を白石聖と豪華キャストに最高峰の制作陣が作り出す日本オリジナルならではの『私の夫と結婚して』。
“2度目の機会は必ずある!” 一人の女性の心の成長と真実の愛を描いた人生リセットストーリーで痛快な復讐劇を果たしていく美紗の結末とは。
■小芝風花&佐藤健金浦空港到着
主演の小芝と佐藤が、韓国で開催される記者会見のために渡韓。佐藤は2015年の釜山国際映画祭への招待以来、約10年ぶりとなる公の場での韓国訪問で、小芝にとっては今回が初めての渡韓となった。
金浦空港には、ふたりの渡韓を聞きつけた韓国ファンやメディアが詰めかけ、小芝や佐藤のカードを手にした人々が、到着ロビーでその姿を今か今かと待ち構える様子が見られた。
到着するなりすぐに人だかりとなり、ファンから手渡された花束に喜ぶ二人。少しの時間、足を止めて、写真撮影などのファンサービスを行なった。

■制作発表記者会見 in 韓国
100人以上の多くの記者やメディアが来場し、小芝、佐藤の順でフォトセッション。日本ではなかなかみられないポージングで韓国メディアにサービス。

会見が始まった際には、二人から韓国語で挨拶をすると会場から拍手が。会見の冒頭では、「韓国が中心になってグローバルヒット作品を作るべきだという業界の声がありますが、この作品はその目標を念頭に置いていたか」という記者からの問いに対してソン・ザヨンプロデューサーは「日本オリジナル版の企画の時は韓国版のヒット成果が出る前だったので、念頭にはおいていませんでした」と語った。
今回の作品へ出演した経緯について聞かれると、佐藤は「韓国のドラマはよく見ていてアン・ギルホ監督の作品を観て素晴らしいと感じていたので、今回お仕事が一緒にできることは大変に嬉しかったですし、実際現場でも勉強になりました」と伝え、小芝は「一番好きな映画が韓国の映画『7番房の奇跡』だったので、今回監督、スタッフさんとご一緒できるのがとても嬉しく、今回すぐにやりたい!とお返事しました」と回答。
さらに韓国版について聞かれると、佐藤は「監督には観ないでほしいとも言われたが、お会いする前にもう観ていたので、正直に伝えました。韓国版は面白くて、日本に置き換えた時にそれをより良くしたいという思いでいました」と明かした。
一方の小芝も、「私は監督には観ていないんだったら、韓国版は観ないでと言われましたが、観ました!」と会場の笑いを誘った。「ドキドキハラハラするシーンや同窓会でガラリと人が変わる部分はうまく表現できたらいいなと思いましたし、人が惹きつけられるシーンを魅力的に演じたいと思いました」と作品への思いも語った。