映画『F1®/エフワン』 ブラッド・ピットの好きな日本料理とは? 堀内賢雄「ご招待しても安くあがりそうでよかった(笑)」
2025.6.23 16:15
映画『トップガン マーヴェリック』の監督とブラッド・ピットがタッグを組んだエンターテイメント映画『F1®/エフワン』。6月22日(日)に『F1®/エフワン』ジャパンプレミアが開催され、声優を務めた堀内賢雄、森本慎太郎(SixTONES)、佐古真弓らが登壇した。
世界各国で社会現象を巻き起こした『トップガン マーヴェリック』のジョセフ・コシンスキー監督とブラッド・ピットがタッグを組んだ本作は、F1®の全面バックアップを得て制作。世界各国の本物のサーキットコースを使い、映画史上類を見ない規模での撮影が行われた。出演者本人は数か月の厳しいトレーニングを積み、F1®マシンを実際に操縦するなど限界までリアルを追求。さらにプロデューサーには世界チャンピオンの称号を持つ現役スターF1®レーサーのルイス・ハミルトンも名を連ねる。
6月27日(金)より日米同時公開を迎える映画『F1®/エフワン』。公開直前となる6月22日(日)には、本作のジャパンプレミアが華々しく開催。豪華キャスト&ゲスト集結のレッドカーペット、そしてブラッド・ピットらキャスト、監督の貴重なメッセージ映像が流れる舞台挨拶が行われた。
レッドカーペットイベントには、ブラッド・ピット演じる主人公ソニーとぶつかり合うルーキー・ジョシュア役の日本語吹替を担当する森本慎太郎、ブラッド・ピット公認声優としても知られるソニー役の堀内賢雄、チームを支えるピットクルーの女性リーダー・ケイト役を演じる佐古真弓が、熱狂的ファンに迎えられながら登場。
さらに、スポーツに通ずる“胸アツ”ストーリーが描かれる本作に因み、水泳メドレーメダリストでキャプテンとして日本チームをまとめていた入江陵介、映画好きで知られるヒコロヒー、F1®好きで知られる俳優の桐山漣、DAZNでのF1®中継を担当しているサッシャもレッドカーペットを歩いた。
堀内は「ついに日本語吹替版のお披露目、ここまでたどり着いたということ、僕の中で高鳴る気持ちがすごくあって。一足先に観させていただきましたが、すごいです!やばいです!F1®レーサーの気分になれます。人間が成長するため、ひとつのチームを作りあげるためにいろんな確執があったりするんですけど、チームワークとして、大人として目覚めていくいろんな人間模様が見られる、本当に大感動の作品です!」と力強くコメント。

佐古は、「一足先に試写を拝見して、冒頭から最後までずっと力が入って前のめりになってしまうぐらい、興奮しながら観ていました。本当にのものすごい没入感とスピードで感で、みなさんにも早く観てほしいです!」と力強く語った。

本編上映前に行われた舞台挨拶では、森本、堀内、佐古が登壇し、本作の魅力についてそれぞれ熱弁。
本作で日本語吹替版に初挑戦した森本は、「自分の声が入っていることに慣れないもので、最初はムズムズしましたけど、話が進んでいくとそんなことを忘れて没頭しちゃうんですよ。そういう“ワクワク高揚感”みたいなものがF1®の力で。とにかく早く観てほしいという思いが強いですね」と自信をのぞかせた。
日本語吹替版初挑戦の森本の実力について話題が及ぶと、堀内は「慎太郎くんはジョシュアが人間として成長して行く姿を演技で表しているから、大したもんだなと思いました。映像に合わせることに集中すると芝居がおろそかになってしまうのに、すごいなあと。観てもらえばわかりますが、憎らしい瞬間もあるし、心理描写の演技もすごいですよ!」と森本を大絶賛。
佐古も「初めてなの?ってびっくりするぐらい素晴らしくて。素敵だなと思ったのは笑い声。笑いのお芝居ってすごく難しいんですが、ジョシュアは楽しく笑う時もあれば、自嘲気味だったり相手を挑発したり、いろんなバリエーションで笑うんです。セリフを喋る以上に難しいと思う時もあるぐらいなのに、すべてにおいて演技の芯をしっかりとらえられていて、役として笑いにお芝居が込められていて、もっといろいろ声優としての活躍も見てみたいなと思いました!」と、森本の繊細な“笑い”の演技を称賛した。

たくさんのみどころを誇る本作だが、最大の魅力の一つが、どん底の弱小チームにやってきた型破りな伝説のF1®レーサー・ソニーを演じる、ブラッド・ピットのかっこよさ。堀内は、「ブラッド・ピット演じるソニーは、アウトロー的なところもあるけど、弱小チームを1位にすること、勝ちにこだわる。そして勝たせるために、時に周囲に理解されないことがありながらも、言いたいことをしっかり言って、背中を見せながら説得していって、だんだんみんなが彼についていくようになる。だから、慎太郎くんが言っていた“説得力”がナチュラルに芝居で出ればいいなと思って演じました」と、ブラピ演じるソニーの魅力を理解した上での役作りについて語った。
