ピアノ習う男の子が思わず涙…”心にささる”高嶋ちさ子のアドバイス！大分県九重町でダーツの旅

学校帰りの子どもたちがたくさん集まっている公園を発見した高嶋は、話を聞いてみることに。声をかけた女の子は高嶋のファンだそうで、高嶋の好きなところを聞いてみると「自分の主張を最後まで押し通そうとする」「自分の意見を持つところがいい」とズバリ言われてしまい、高嶋も痛いところを突かれたとばかりに苦笑い。

一緒にいた男の子は将来鉄道の運転士になりたいという鉄道大好き少年。「関東圏の電車も言えますよ」というので、山手線の駅名を聞いてみると見事全駅正解。山手線に乗ったことはおろか、東京にも来たことがないにもかかわらずの全問正解に感心していたが、この少年が一番行ってみたい駅は大阪環状線の天王寺駅だという。

理由を聞いてみると「最近結構ハマっている『あの鐘を鳴らすのはあなた』っていう曲があるんですけど…」と、少年の世代からは想像すらしなかった和田アキ子の名曲が飛び出し、思わずズッコケる高嶋。この曲が駅メロとして使われているのでそれを聞きに行きたいというのだ。ちなみに大阪駅の駅メロ『やっぱ好きやねん』（やしきたかじん）も聞いてみたいそうで、またも想定外の答えに高嶋は大笑いだった。

さらに他の子どもたちにも話を聞いてみると、ピアノを習っているという男の子が。ちょうど迎えに来たお母さんに聞くと、お母さんは音楽療法士をしているそうで、小さい頃から音楽に触れる生活をしていた影響もありピアノを習うようになったのだとか。

コンクールなどでステージに立つと厳しい審査員が目に入って緊張してしまうそうで、お母さんは「ちさ子さんがいっぱいいるよ」と声をかけて緊張をほぐしてやっているそう。「どうやったら緊張せずにみんなの前で弾けますか？」という男の子からの質問に「これはいっぱい練習するしかないんだよ」「緊張して失敗しても“死ぬことはない”って思って」「変な音出しても誰も傷つけないから、のびのび弾いてください」と音楽家の大先輩として誠実にアドバイスを送る高嶋。

この答えが刺さったのか、男の子は思わず顔を覆い涙をこらえた。「頑張って練習しようと思った」と答える男の子とがっちり握手を交わした高嶋は、なんと後日、自らのコンサートにこの男の子を招待したのだという。

出演者がみんな楽しそうに演奏している姿を見た彼は「高嶋さんのように感動を伝えられる演奏ができるようになりたいです」と感想を送ってくれた。これを聞いたMC・所ジョージは「あんな子どもの心にもくるんだね～。（高嶋は）あんなキツイ人なのに！」とコメントを入れ、笑いを誘った。

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写真提供：（C）日テレ