声優・富田涼介 原作者から明された初主演抜てきの理由とは…? TVアニメ『フェルマーの料理』先行上映会

2025.6.16 16:15

7月放送開始のTV アニメ『フェルマーの料理』の第1話先行上映会が、6月15日(日)にシネ・リーブル池袋で開催。上映会には、声優の富田涼介(北田岳役)、坂泰斗(朝倉海役)、そしてエンディング主題歌を担当するDXTEENの大久保波留、田中笑太郎、谷口太一、寺尾香信、平本健、福田歩汰の6人が登壇した。

本作は人気サッカー漫画『アオアシ』原作・小林有吾の最新作。数学が導く煌(きら)びやかな料理と人間ドラマ。数学者になる夢を諦めてしまった天才数学少年の北田岳が、謎多き料理界のカリスマ・朝倉海とともに、才能ひしめく料理の世界に挑む数理的エンタテインメント。

主人公の岳を演じた富田は「子どものころから数学の世界にのめり込んでいった天才数学少年。普段はちょっと抜けている不思議なところもありますが、数学の話になるとバチッとスイッチが切り替わってのめり込んでいくギャップのあるキャラクターです」と語り、海を演じた坂も「若き天才シェフで、23歳にして1つ星レストランを経営している。でも狂気的な一面もあって、常人には予想できない行動をします。岳を料理の世界に引きずり込む存在になっています」と述べた。

第1話の見どころとなる、岳と海が出会うシーンを挙げ、「富田くんが今回初主演ということで、ガチガチに緊張していました。そういった僕らの空気感もシーンに出たような感覚がありましたね」と坂が明かすと、富田も「確かに、(僕が)置かれている状況が(岳に)近いなって思いました。めちゃくちゃな海に振り回されながら必死に『なんとかやらないと……!』って岳と、必死に演じないといけない僕とで、同じような感じでした(笑)」と振り返った。

そして、この日が初披露となるエンディング主題歌『Change Over(チェンジオーバー)』の話題に。平本は「一言で表すとポジティブソングです。元気づけられる楽曲になっていますし、歌詞も作品に寄り添ったものになっているので、ぜひ注目してほしいです」とコメントし、大久保は「ずっとアニメの主題歌をやってみたいと話していたので、本当にうれしかったです。見終わったあとに『面白かった!』という余韻に浸れるような楽曲になっているので、愛される曲になればいいなと思っています」と語り、「いい意味で男子校のような雰囲気がある」という寺尾、それを聞いた福田も「楽曲にもわちゃわちゃした空気感が乗っています」とアピール。谷口は「初のエンディング主題歌だったので、仕上がりがどんな感じになるのか楽しみにしていました。実際に見たらすごくかわいくて、僕たちのファンはもちろん、『フェルマーの料理』ファンのみなさんにもかわいい映像と音楽が届いたらいいなと思います」と願いを口にした。

『Change Over』

エンディング主題歌を初めて聞いたときの印象について、富田は「ハッピーな雰囲気になります。好きな歌詞は『奏でよう。あるがまま』。ある意味、海も岳も欲望が強いキャラクターだと思っているので、あるがままに、自分が思うように奏でる、行動するという部分がとてもいいなと思っていて。」と話すと、坂も「まだ登場していないキャラクターもたくさん映っていましたが、関係性もうまく捉えて、楽曲として仕上げてくださったなと。映像と楽曲が合わさることで幸せな気持ち、楽しい気持ちになって、次も見たいなって思える。そんなすてきな楽曲にしていただけたと思います」とよろこんだ。

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